「もし無人島に行くことになって、何か1つだけ持っていくことができるとしたら、何にする?」
よくある質問ですねー。
コレ、皆さんなら何を持っていきますか?
ちなみに、ちゃんと実在するもので考えてみて下さい。
四次元ポケット最強説は通用しませんよ。
あと
ポテチ! だって美味しいから♪
とかいうサバイバルを完全に舐めた思考も封印しましょう。
(確かにコンソメパンチ味は美味しいですけども…)
……さぁ、どうでしょうか?
きっと人によって様々な答えが返ってくるかと思います。
ナイフ? スコップ? ライター? それともスマホ?
考えれば考える程に難しいというか、だんだんと
……コレ、
正解とかあるの?
って思えてきますね。
(ライターとかスマホはすぐに使えなくなるので明らかにダメそうですけど)
サバイバル3の法則
まぁ実際
コレが唯一絶対という正解は無い
です。
「いや、無いんかーい!(`Д´)」
とツッコみたくなる気持ちを抑えて、ちょっと聞いていただきたい。
そもそも「無人島」という設定が曖昧なんです。
(自分で出題しておいて何ですけど)
つまり、どんな無人島かによって必要なものが変わるので、それぞれの環境に合わせた答えが存在するハズですよね。
? じゃあ、どうやって
考えたらいいの?
そこで参考にしたいのが
「サバイバル3の法則」です。
サバイバル3の法則とは
アウトドアやサバイバルに精通している方ならご存じかもですが、この法則は以下の通りで、
人はサバイバル状況下において ・空気が呼吸に適してないと3分で死ぬ。 ・適切な温度を保てないと3時間で死ぬ。 ・水が飲めないと3日で死ぬ。 ・食料が無いと3週間で死ぬ。
というもの。
この法則を見て
「!! アレと同じだ!(°Д°)」
と閃いた人は、きっと小学校5年生の理科で1学期に習った「植物の発芽」という単元の内容について、しっかりと記憶に残っている方でしょう。
この単元では植物の発芽3条件というものを学習します。
その3つの条件とは
・空気(酸素)
・適切な温度
・水
そして、更に2つの条件を合わせた植物の成長5条件というものもあり、それは
・空気(酸素)
・適切な温度
・水
・肥料
・日光(光)
以上の5つです。
さあ、もうお気づきでしょう。
そう、つまり人も植物も、生きるのに大切なモノ・条件は同じだということです。
(植物にとっての肥料や日光は、人間にとっての食料みたいなものですから、ちょうどサバイバル3の法則で生きるのに必要な4つの条件と重なっていますね)
こう考えると、植物も生きているということをより実感できませんか?
(植物は動かないし声も出さないので意識することはありませんが、ちゃんと呼吸をして栄養も摂取しており、動物と同じように生きて活動しています)
無人島問題の最適解
さて、という訳で冒頭の質問に戻りましょう。
サバイバル3の法則より、無人島で生き残る為に優先して確保すべきは
①キレイな空気
②適切な体温
③飲料水
④栄養のある食べ物
この順番。
もし①が無いのに④を持っていくとしたら、それはもうハッキリ言って自殺行為。
3分で死ぬような状況下で3週間は無くても大丈夫な物を持っていくのと全く同義です。
その①「ガスマスク」
ってことで、僕が考える解答としては
仮に①が無いのなら
「ガスマスク」一択!
例えば、火山があって、そこから常に火山ガスが漏れ出ている無人島などが想定されます。
(火山ガスには二酸化硫黄などの有毒な気体が含まれていますので、火山でできた温泉へ行く際や登山ではお気をつけ下さい)
※それにしても、ネットショップで調べてみましたが、本物のガスマスクって中々お高いですね…。
かと言って、サバゲー用とかコスプレ用だと防毒・防塵効果が望めないので全く意味無いし……。
まぁ「カッコ良さそう」
って理由で買う分には
全然OKですけどね。
(実はちょっと欲しい)
その②「シュラフ」
続いて①があって②が無いなら
「シュラフ」!
具体的には、極端に緯度の高い地域や寒暖差の激しい場所などが当てはまります。
(意外にも、砂漠がある乾燥地帯は寒暖差がメチャクチャあって、昼と夜とで20℃以上も違うそうですね)
※シュラフとは「寝袋」のことで、ドイツ語の「シュラフザック」が名前の由来だそうです。
英語だと「スリーピングバッグ」で、まんま寝袋を指していて日本人でも分かりやすいっ!
名前を聞いても分からなかった人も、下の画像を見たら「あぁ~~コレね!」と思ったのではないでしょうか?
あの芋虫みたいなヤツ
キャンプでよく使うヤツ
です。最近では
手足を自由に動かせるもの
とかもあるみたいですね。
(こちらも品質の良いものは高いって感じですか。マイナス15℃耐寒というのは北陸暮らしにとっては正直かなり魅力的です…!)
その③「携帯用浄水器」
①②があって③が無いなら
「携帯用浄水器」!
これに関しては、むしろ飲用に適した水がある無人島の方が珍しいんじゃないでしょうか?
(日本にいると「飲める水がどこにでもあって当然」って思いがちですけど)
調べてみると、ボトルタイプ、ストロータイプ、ポンプタイプと大きく3種類もあるとのこと。
携帯じゃないものだと、蛇口に取り付けるタイプなんかはホームセンターとかでよく目にしませんか?
水道水に含まれる微量
の塩素を除去するやつ
ですね。
その④
そして
①~③が全部ある無人島なら
まぁポテチでも何でも好きな食べ物を持って行けばいいんじゃないでしょうか?(適当)
最後に
――ということで、如何でしたか?
掲示板サイトや友達との話題、時には就職面接で問われることもある定番ネタですが、真面目に考えてみると意外と深いと思うことがあるものです。
日常のふとした問いかけや疑問に対して、どのように考えるか?
その人の勉強量や日々の暮らし方、周囲の環境次第で、問題点への対応力や視野の広さ、視点、発想力・想像力などの能力が大きく変わってきます。
この記事を読むことで、人生を歩む上で不可欠な問題解決能力の重要性が少しでも伝わったのであれば幸いです。
う~~ん、ちょっと強引過ぎたかな?
以上、ご一読いただきありがとうございました!
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