「時間が人間を左右するのではない。人間が時間を左右するのだ」
by 三千院ナギ
(「ハヤテのごとく!」より)
ハイ、やってきました「名言の泉」カテゴリー第6弾!
(順調過ぎるほど順調に更新しています)
人間は、他人からの言葉がけ一つでモチベーションが大きく上下する単純な生き物です。
皆さんも、学校や塾の先生、両親などから言われた何気ない言葉に救われた・ハッとさせられたことがあるのではないでしょうか?
なので、こういう名言を紹介する記事も立派な教育の一環だと信じて、今後も継続的に更新していく所存です。
いっそ記事を綴って冊子にして、学校の教科書にしてもいいんじゃないかな?
(半分冗談です)
ということで、今回は「ハヤテのごとく!」のヒロインである三千院ナギの台詞です。
さて皆さん、当たり前ですが人の時間って有限ですよね。
(まさか自分のことを無限の刻を生きる吸血鬼の始祖だとか思っている超絶イタイ系の人は、流石にこのブログを読んでいる方々の中にはいないと信じています)
「だから時間は大切にしよう」
っていうのは、これまた当たり前のこと。
ですが、あまりに当たり前過ぎることって
何かイマイチ実感が沸かない!
そこで、時間の大切さを直感的に理解するために、多くの人が大切に思っている「お金」に例えて考えてみるという話を聞いたことがありませんか?
人間の寿命を80歳、時間の価値を1秒=1円とします。
そうすると、人生の時間は25億2288万円の価値に相当して~うんたらかんたら…。
と言うように、もの凄く大量にあるように思えるお金(時間)ですが、無駄遣いしていくとあっという間に無くなってしまいます。
だから時間は大切なんだよっていう、そんな話。
学校や塾の先生が話しているのを聞いたことがある人もいるんじゃないでしょうか?
「ナルホド! 時間って大切なんだな☆(゜∀゜)」
ハイ、めでたし、めでたし……。
――って、何だこの茶番は!?
Σ( ̄Д ̄;)
いやいや、今回お伝えしたいのは別にそういうコトではないんです。
だって、時間が大切なのは確かに実感こそ沸きにくいですけど、大抵の人はちゃんと理解していることじゃないですか。
問題なのは
だけど多くの人は時間を上手く使えていない
ということ。
時間が大切なのは分かっちゃいるけど、どうしても無駄な時間を過ごしてしまうんです。
一体なぜなのか?
それは時間の管理が上手くできていないから。
例えば、やる事がいっぱいあってメチャクチャ忙しい時は、自分の頭だけで時間の管理をするのは結構なムリゲーじゃないですか。
人間は並行作業ができるほど器用じゃないですからね。
ならどうするかと言うと、すぐ思いつくのが
「紙やデータに記録して管理すること」
会社の仕事や学校行事・提出物なんかでスケジュール表やTO DOリスト、はたまたパソコンでExcelやスプレッドシートなどを使って、自分のスケジュールを細かく管理している人を見た事ありません?
(それか、今時はスマホのアプリを使ってる人の方が多いかもしれないですね)
そう、アレですアレ。あんな感じ。
紙とかパソコンとかスマホに、あらかじめ時刻・内容・期限などを記しておき、逐一確認しながら行動するやつ。
アレって、紙とかシートにビッシリと予定が入ってたら
「何か俺、頑張ってんじゃね( ̄∀ ̄)
あ~~、忙しい忙しい☆」
って、ちょっとした有能感や充実感が得られませんか?
更に、いつでもスケジュールした時間通りに行動していけば、無事にムダな時間を過ごすことが無くなって万々歳♪
ところがドッコイ!
コレって逆に考えると、記録されてる通りの時間・期限を常に守って行動しないと、一気に予定が破綻することになりませんか?
ちょっとスケジュール通りにいかないと
「もう時間だ! 次はアレしないと……。
また時間だ! 今度はコレしないと……」
なーんて慌てることになってしまいます。
自分の意思や興味・関心はそっちのけ。
常に時間に追われている感覚で、ただ時間を気にして、ただ有益な時間を使うことに執着する。
(そして、ふと気が付いたら定年を迎えて……は流石に言い過ぎですかね?)
自分の人生の主役は自分
と言いますが、これでは完全に主役は時間!
自分はせいぜい主役に振り回される脇役Aくらいの存在に……。
果たして、これで充実した楽しい人生が送れるでしょうか?
せっかく時間を有効に使う為にスケジュール管理していたのに、これでは本末転倒です。
時間は誰に対しても平等なだけに、その使い方次第では、気付いた時には取り返しのつかないことになるかもしれません。
現代の科学技術は目まぐるしい発展を遂げており、家事や仕事など、人間のあらゆる行動にかかる時間を著しく短縮してくれています。
それは、昔に比べて今の人々は、時間を節約する為の道具や術を沢山持っているとも言えるでしょう。
あくまでも自分が主体となって時間と上手く付き合い、心に余裕のある生活を過ごしたいですね。
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