「一体どこの誰に言われたか知らねーけど、『ダメ』とか『違う』とか言ってくるやつらは、数いるだけで神様でも何でもねぇんだぜ」
by 星
(「荒川アンダーザブリッジ」より)
漫画・アニメの名言を紹介する「名言の泉」カテゴリー第25弾!
今回ご紹介するのはヤングガンガンコミックス原作でアニメ・TVドラマ・実写映画化もした人気作「荒川アンダーザブリッジ」の主要登場人物の一人である星のセリフです。
皆さんは最近、何か新しいことに挑戦しましたか?

僕は昨年末で勤め先の塾
を辞めて、今年の3月に
個人塾を開業したこと
ですかね。
今までとは違う新しいことにしようとするチャレンジ精神って大事だと思いません?
想像してみて下さい、ひたすら同じ毎日を繰り返し、何の楽しみ・生き甲斐のない人生を。
あ、いや、別にそういう人生を否定するつもりはありませんが、でも一度限りの人生、折角なら何かしらの変化・刺激があっても良いとは思うでしょう。
ただ、新しい変化・刺激が怖いという気持ちも分かります。
人間は、変化や未知のものを避けて現状のまま保とうとする心理「現状維持バイアス」というものがあるそうです。
僕の個人塾開業にしたって、成功する保証なんて一欠片もないですし、何なら失敗する確率の方が高いかもしれません。

何せ過疎化が進む田舎町
ですからねぇ…。
ですが、成功するか失敗するかなんてことは実際にやってみないと分かりませんよね。
慎重なのは決して悪いことではありませんが、慎重過ぎるのは考えものです。
いつまで経っても一歩目が踏み出せないくらいなら、例え後ろに進んでしまう可能性があったとしても、頭でゴチャゴチャ考えず即行動に移した方が結果的に前へ進めるでしょう。

歩きながら少しずつ
方向修正していけば
いいんですから。
「よし、じゃあやってやる!」
ようやく己の心に潜む不安・恐怖心に打ち勝って決心したのも束の間、今度は別の刺客がやってきます。
周囲の人達です。
あなたが何か新しいことを始めようとした時、果たして皆が賛成・応援してくれるでしょうか?
きっと、少なからず
「いやいや、そんなのムリだろ!」
「それはダメだ、やめとけ!」
そう言って止めようとする人がいるでしょう。
もちろん、あなたのことを本当に心配して、よく考えた上で助言してくれている人もいると思います。

家族とか親友と呼べる人
とかですね。
しかし、誰もが親身になってあなたの行く末を案じてくれているわけではありません。
中には、あなたが成功することで自分自身に劣等感を抱くことを恐れ、自らの保身の為あなたを止める人もいるはずです。
決心したけれど内心とても不安に感じているところに、そんな人達の声は見事にクリティカルヒットするでしょう。
「や、やっぱり止めとこうか…」
それは非常にもったいないっ!
そりゃあ
大量の高額商品をリボ払い
とか
レバレッジ1,000倍で海外FX
という明らかにヤバい危険ワードが飛び出したら誰だって止めて当然でしょうけど、そうじゃないなら話は別です。
自分の気持ちに正直に、思い切って新しい一歩を踏み出してイイんじゃないでしょうか。

勿論、行動するからには
全て自己責任ですけど。
あなたを止めようとしている人達の多くは、あなたの為を思って言っているわけではありません。
それに、たとえ正論ばかりの言い分だったとしても、正解かどうかは分からないですよね。
だって、相手は数いるだけで、神様でも何でもないんですから。
読者の皆さんが、勇気を振り絞って新たな一歩を踏み出し、明るい未来を見られるよう願っています。


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