「『頑張る』に やり過ぎなんてないよ」
by 小鳥遊ひかり
(「亜人ちゃんは語りたい」より)
とうとう「塾長の雑談」カテゴリーを追い抜いた「名言の泉」カテゴリー。
漫画・アニメの名言紹介も本記事で第12弾となりました。
このまま3日に1記事のペースで続けていくと、そう遠くない内に他の教育・起業系カテゴリーの記事数も越えることでしょう。
だとしても、心に響く名言がある限り、僕の名言特集は終わりません!
――と、無駄にカッコつけた(?)ところで、改めて始めていきたいと思います。
そろそろこの冒頭のくだり
要らないかなぁ…。
今回ご紹介するのは「亜人ちゃんは語りたい」のメイン登場人物である小鳥遊ひかりの台詞です。
皆さんは
「メッチャ頑張った」
と言えることってありますか?
「ある」と答えた方、そんな経験ができるってかなり貴重なことですよ。
なぜなら、「メッチャ頑張った」と言えるほど本気になれる事があって、尚且つ本当に本気で取り組めたってことですから。
それに「ない」と答えた方をはじめ、生きていても自分が本気になれる事を見つけられない、または見つけられても諸事情で本気になることが出来ない場合が多いからです。
取り組む時間が無い、金銭的な余裕が無い、やる気が続かない等々、頑張ることが出来ない理由は様々。
また、人によっては
「頑張っている姿を他人に見られるのがカッコ悪い・恥ずかしい」
と感じることもあるでしょう。
塾生にも意外といるん
ですよね~。
そんな貴重なものだからこそ、人生において「メッチャ頑張った」という経験は大切で、きっと今・未来を生きる自信や心の支えとなるハズです。
さて、では「メッチャ頑張った」ことがある人は、もう少し考えてみて下さい。
その「メッチャ頑張った」は
「ちょっと頑張り過ぎた」
と思いますか?
「メッチャ頑張った」ことがない人も、もう少し考えてみて下さい。
何かに取り組む際に
「頑張り過ぎは良くないな」
と考えて、意識的・無意識的に自分をセーブしていたことはないですか?
まぁもし無意識だったら
考えても分からないです
けどね。
でも
「頑張り過ぎ」って何?
「頑張る」に上限があって、それを超えたら「頑張り過ぎ」ってことですか?
本当に??
そりゃー例えばスポーツ
で怪我をした時とかは、
頑張り過ぎたってこと
じゃないの?
確かに、そう捉えることもできるでしょう。
実際、パワプロ
ゲームならそうかも
しれませんね。
しかし、頑張る方法は色々あります。
例えばスポーツの場合では、身体を動かして行う頑張りだけでなく、戦略・戦術を練ったり映像を見て自己分析を行ったりするのも立派な頑張りです。
流石に、そういった頭で考えるタイプの頑張りで怪我をすることはないでしょう。
なので
「怪我をしてしまう」
ということは、身体的な頑張りに偏ってしまった結果であって、決して「頑張り過ぎた」ことの弊害ではありません。
「とにかく頑張れ!」といった根性論・努力論で強くなれる程、勉強やスポーツは決して簡単ではないです。
今時そんなことを言う
熱血コーチがいたら
正直かなり嫌
ですね…。
もちろん、頑張っている相手の身体を労わる気持ちで
「頑張り過ぎないようにね」
と言うことを批判するつもりは毛頭ありませんし、むしろ素晴らしい事だと思います。
しかし、ただ闇雲になって「がむしゃらに頑張る」というのは危険ですし、それは果たして「本当に頑張っている」と言えるのでしょうか?
「頑張る」ということは、何も考えずに体を動かし続けることではありません。
思考停止して我流の練習をひたすら繰り返していても、日々の練習方法や練習メニューにまで考えを巡らせて適切に頑張る人には、いつまで経っても追いつくのは困難です。
正しく自分の状態を把握した上で、正しい方向へと前進していくこと。
そうすればきっと、その努力は報われますし、その努力が「頑張り過ぎ」ということはないでしょう。
頑張ることを恐れずに、頑張れるチャンスを逃さずに。
頑張った先にしか見えない・手に入れられないものが、きっとあるハズですから。
当ブログは、頑張る皆さんを応援しています。
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