ブログを始めて早速2記事分に渡り自己紹介を行ってきましたが、いよいよ今回からは「教育や起業の為になる」記事を書いていきますよ~(・ω・)b
というわけで、今回は学習塾の指導形態について説明していきます。
実は、学習塾の指導形態には大きく分けて3つあるんです。
(塾関係のお仕事をされている方や、子供の塾選びをしている保護者の方なら聞いたことがあるのではないでしょうか?)
それぞれにメリットデメリットがありますので、今から順に指導の特徴を解説していこうと思います。
これから学習塾へ通おうと考えている生徒の皆さん!
または学習塾へ通わせようと考えている保護者の方々!
はたまた近い将来に学習塾を開業しようと夢見る人達!
ぜひ頭に思い浮かべるイメージの参考にして下さい。
学習塾の指導形態
集団指導
講師1人が教室にいる生徒全員に対して黒板(またはホワイトボード)を用いて授業を行う形態。
まぁいわゆる
フツーに学校で行われている授業
と同じ感じですね。
一番の特徴は、生徒達に競争心理が働くことによって生徒同士で競い、互いに高め合うということ。
週刊少年ジャ●プ的な
ノリですかね。
(学校では差別だ何だと問題になりかねないので、平等な教育が掲げられていることが多いですね。別にどっちが良い・悪いとかじゃないですよ)
また、講師1人で多くの生徒に対して指導(授業)ができることは、塾側にとって人件費削減のメリットになります。
せこいなぁ…。
って感じるかもしれませんが、これはその分授業料を低く設定できるということにもなるので、ちゃんと生徒・親にとってもメリットになってますよ。
しかし、講師には生徒掌握力・統率力をはじめ、授業力・プレゼン能力や咄嗟の質問への対応力・教科知識など、多岐に渡るスキルが求められます。
要は講師に求められるハードルが高いってことですね。
また、授業内容が限定されるため、個々の生徒それぞれの学習状況に合わせた指導は困難(というかほぼ無理)。
加えて、集団の中では恥ずかしくて質問が出来ないという生徒にとっては居心地が悪い上に授業に付いていけなくなる可能性もあります。
最近ではメリット・デメリット双方を考慮した少人数制の集団指導が増えてきているようですね。
学校でも一部の科目で
少人数制の授業が採用
されているとか。
個別指導
一般的には、講師1人に対して生徒2~4人を個別のブースに分けてそれぞれに指導を行う形態。
特に講師1人・生徒1人のマンツーマン指導は完全個別指導と呼ばれます。
大体は仕切りのある個別ブースでの学習なので、周囲が気にならず集中が途切れにくいのが特徴です。
(個人塾など規模の小さい塾ではブースじゃない場合もありますけど)
仕切り付きのブースは
結構な費用がかかります
からね…。
また、講師が常に身近にいて、それも授業を行っているわけではないので質問がし易いのも嬉しい所。
塾側としては、講師1人あたりの指導する生徒が少なく個々に対応する余裕ができるので、求められるスキルが集団指導に比べると比較的高くないことが挙げられます。
反面、生徒数に応じて必要となる講師の数が増えるのは大きなデメリット。
そう、つまりは塾の人件費が増える、そして家庭が負担する授業料が増えるという負の連鎖!
また、基本的に正社員は塾長を含めても数名程度、社会人バイトが若干名、あとの大半は学生バイトというスタッフ構成になっている場合が多いです。
(別に学生バイトが全員ダメってわけではないですよ。若くてフレッシュなのは良いことです)
というか、ぶっちゃけ
単純に羨ましい…!
近年ではバイト学生の減少が問題になっているので、このような個別指導塾では講師不足が深刻な状況に…。
さらに、学生はどうしても大学の試験・イベント時には欠勤せざるを得ないため、シフトの調整が困難になりがちです。
まぁつまり、シワ寄せがくる塾長の負担がハンパないってこと。
自立型個別指導
主にパソコンを用いた学習教材を使用して個々の生徒が主体的に勉強を進め、講師は生活指導・進路相談などのサポートをメインに行う形態。
教材は映像授業の視聴によるインプット重視の勉強が多いですが、その他に教材のデータベースから教科・単元・難易度を選択して問題プリントを出力・印刷するソフトを用いた演習メインの勉強を行う場合もあります。
最近ではAIが生徒の学習習熟度を分析・解析して自動で学習計画を組み立てる仕組みも出来てきています。
(科学の進歩はホント凄まじいですねー。そろそろフルダイブ技術を用いたMMORPGが開発されても不思議じゃないかもしれません)
アニメみたいな世界が
現実化するかも…!?
メリットは、指導に関する大部分をパソコンが担うので講師が少なくても教室運営ができるという点。
講師の指示で勉強するのとは違い、生徒は自立した学習を行うことで自主性を育むことができるのも利点です。
ただし、その分だけ塾としての個性を出しにくく、差別化が難しい。
また、生徒の理解度によっては少なからず講師による指導も必要になるので、講師にもある程度の指導スキルが求められます。
最後に
ざっくり説明していきましたが、いかがでしたか?
自分(もしくは我が子)が通う塾として最適な塾の形態がどれか、自分が独立開業したいと思える塾の形態はどれか、イメージできそうでしょうか?
コレが一番というものがあるわけではなく、人によって合う・合わないが必ず生じるものです。
まぁ講師との相性も大切なので指導形態だけで一概に判断することはできませんが、この記事が今後の勉強や独立の一助となれば幸いです(_ _)
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