アニメ画像の使用を止めて
著作権的にクリーンなブログ運営
を心がけたのは良いものの、
これがまた難しい…!

どうして?
「フリー 画像」
とかって検索したら
すぐ出てくるじゃん?

それが、そう簡単には
いかないんですよねぇ…。
というのも、単に「フリー 画像」だと
使用料が無料(ロイヤリティフリー)
なだけで
著作権はフリーじゃない
っていう画像もあるからです。

どゆこと??
つまり
「無料で使えること」
「自由に使えること」
この2つは違うというです。

無料も自由も
「free(フリー)」
なんですけどね。
無料で使える「フリーの画像」であっても、ダウンロードした後にトリミングや加工・編集してブログに掲載したらアウトなものもあり得ます。
中にはコピーライト(著作権者)の表示が必要なものもあり、それではブログに掲載するのが正直かなりメンドクサイ!
※まぁそれに関しては
「無料で使っときながら文句言うな!」
って感じなんですけど…。
そんなわけで
「ちゃんと著作権がフリーの画像だけを集めたサイトがあったら便利」
だなーと思い、ネットで調べまくっていたのがつい先日。

1日1記事がなくなった途端
この体たらくっぷり…。
本記事では、主に画像探しに困っているブロガーの皆さんを対象に、オススメの「画像・イラスト素材提供サイト」および「画像の横断検索サイト」を紹介していきます。
ブログにおいて、ヘッダー画像やアイキャッチ画像・サムネイル画像などは、読者の方々がブログに興味を持って記事を見てくれるかどうかを左右する程に重要なもの。
当記事で紹介したサイトを活用して、ぜひ自分のブログに合った画像を見つけてみて下さい。
※もちろん
別にブロガーじゃないけどネットで著作権フリーの画像を探している
という方も大歓迎です☆
著作権フリー画像とは?
それでは、著作権フリーの画像を探すにあたって、まずは「著作権フリーの画像ってどんなものか?」について見ていきましょう。
中級以上のブロガーになるには必須の知識ですし、そうでなくともネットリテラシー的に知っておいて損はないかと思います。

近年マンガの海賊版サイト等の影響で取り締まりが厳しいですからねぇ。
著作権フリー画像の種類
一般にネットで出回っている画像の中で著作権フリーなものは、以下2種類の認定を受けた作品とされています↓
「パブリックドメイン」
製作者の死後50年以上経過して著作権が消滅した作品。
ただし、著作者人格権はあるので、著作者に悪影響を与えるような画像の改変はNG.
「CC0」
「クリエイティブ・コモンズ・ゼロ」の略。
製作者が著作権を放棄した作品。
基本的に著作者人格権も放棄しているので自由に編集・加工してもOK.
上記2つについては、どちらも著作権が無いのでクレジット表記は必要なく、ブログに掲載するのが楽で記事の見た目もスッキリして便利です。
ですが、パブリックドメインの画像に極度の編集・加工を施すと著作者人格権の侵害になる可能性があるため、ブログで使用する際には気を付けないといけません。

そのまま掲載する分には
大丈夫ですよ。
一方、CC0の画像であれば普通にブログで利用するための編集・加工程度なら特に問題は無いでしょう。
画像に凝った編集・加工をする方は、念のためCC0認定されている画像を用いるのが無難かと思います。
著作権フリー画像の注意点
上記2つは、確かに画像・イラスト製作者の著作権がありません。
しかし、それでも
製作者の著作権とは関係のない権利
(画像内の人物が持つ権利)
は残っているので気を付けましょう。

?どんな権利?
例えば
商標権:商品・サービスを表す商標を独占する権利。
肖像権:個人の顔や姿形が無断で公開されない権利。
といったものがあります。
肖像権に関しては、公開・利用の許可(モデルリリース)を取得している旨が記載されていれば心配ないのですが、記載がない場合は顔にモザイクを入れるなどの配慮が必要です。
著作権フリーの画像であっても、企業のロゴマークや商品、人間が映っている画像を扱う際には十分注意しましょう。
著作権フリー画像の配布・提供サイト
以上のことを踏まえて、ここからは
「パブリックドメイン」
「CC0」
に絞って、無料で画像を提供・配布しているサイトをご紹介していきます。
各サイトへのリンクも貼ってあるので、画像を探しているという方は実際に使い心地を確かめてみてはいかがですか?。
サイト毎に利用規約の内容や画像のラインナップ、豊富に揃っているジャンル等も違うので、比較検討するのも良いでしょう。

その方が、僕の
説明を読むより
有意義かも…。
パブリックドメインQ

「パブリックドメインQ」は運営側が著作権に厳しく、掲載されている全ての画像がCC0またはパブリックドメインであるという証拠を残してあります。
また、著作権的に問題のある画像が報告された場合には法的措置をとって対応にあたる旨が記されているので、利用者が意図せず違法行為をしてしまう危険も少なく安心です。
Googleアドセンス広告を掲載しているので、しれっと提供画像と一緒に広告が表示されていますが、気にしなければ気になりません(?)。
画像をダウンロードする際には、ランダムに表示される3択問題に答えなければならない仕様になっています。
問題についてはググれば余裕で答えられるものですが、逆に言うとググらなければ結構キツイです。

学校の勉強とか全く関係無い問題ばかりだから、塾の先生が解けなくても仕方ない!うん。
(まぁ仮に間違えても、選び直して正解すれば普通にダウンロードできるようになっていますから、適当に気軽に答えとけばいいですよ)
僕みたいに気の短い人は
正直しゃらくさい
と思うかもしれませんが、無料で利用している分際なんで文句を言うのは程々にしておきましょう。
利用規約については、3択問題とあわせて画像毎の個別ページに記載されていますので、事前にご確認下さい。
GAHAG

「GAHAG」は先述の「パブリックドメインQ」と同じ運営なので、著作権に関しては安心して利用できるでしょう。
両者の違いは主に画像のラインナップですが、もう一つ大きな(?)違いがあります。
それは、3択問題の代わりにアハ体験ゲームが表示されることです。
ハイ、
しゃらくさい
ですね。
(文句は程々に…)
ただ、こちらに関しては別にゲームを無視してもダウンロードページを開けますから、僕のように気の短い人はゲームの方はスルーしても問題ありません。

運営側のことを考えると
心が痛いですけど…。
photoAC(写真AC)

「photoAC(写真AC)」は会員数600万人以上を誇る、会員制の写真素材提供サイトです。
ダウンロードには会員登録が必要ですが、もちろん無料で登録できますのでご安心ください。
※ただし、無料会員の場合は
検索は1日5回まで
ダウンロードは1日9点まで
などといった制限がありますので、これらが不便に感じるようなら有料のプレミアム会員として登録すると良いでしょう。
また、ダウンロード用の会員登録とは別に、画像素材を投稿する側のクリエイターとしての会員登録もできます。
クリエイター会員には、自分が投稿した画像がダウンロードされる度に3.25円の報酬が入るという仕組みです。
(人物画像なら11円/ダウンロードと高単価のようですね)
この報酬制度によって月収50万円を達成しているクリエイターもいるとか。

ス、スゴイ……!
(正直かなり羨ましいです)
写真画像を利用したい人はもちろん、趣味や副業目的で投稿したい人にもおススメです。
※事前に利用規約の確認もお忘れなく↓
著作権フリー画像の横断検索サイト

一つの画像を探すのに
複数のサイトを一つ
ずつ検索して回るのは
ちょっと面倒ねぇ…。

そんな方はコチラ
をお試しあれ!
O-DAN(オーダン)

「O-DAN(オーダン)」は、国内外で運営されている40もの画像提供サイトから無料画像を横断検索できます。
横断検索とは、名前の通り
複数のサイトを横断して検索できる
ということ。
つまり
ここで検索すれば40の画像提供サイトへ一気に検索するのと同じ
と言えます。
通常、海外の画像提供サイトで検索する際には英語で入力する必要がありますが、O-DANでは日本語で検索しても英語に自動翻訳されますから非常に便利です。

一々Google翻訳するのは
地味に面倒ですからね。
海外から無料の画像を手に入れたいと思ったら、とりあえずコチラを試してみると良いでしょう。
タダピク

「タダピク」は国内で運営されている無料画像の横断検索サイトです。
横断検索ができるのは国内外にある42の画像提供サイトで、写真画像だけでなくイラストやシルエット画像、アイコン画像、フキダシなど種類豊富に揃っています。
横断できるサイトそれぞれの特徴が一覧でまとめられているのも分かりやすくて良いですね。
※あくまで大まかな特徴をまとめているだけですので、利用する際は各サイトの利用規約を必ず確認して下さい。

更新頻度が低いのは
少々ネックですね。
最後に

というわけで、いかがでしたか?
今は画像もネットで簡単に手に入る時代です。
ネットで画像を探す時に
Googleで画像検索してササッと入手
という方も多いのではないでしょうか?

まさしく僕が
そうでした。
しかし、それでは
著作権的に完全アウト
の場合が殆ど。
ネットを使用する限り、誰もが画像を手にして利用する機会があります。
自分の為というのもありますが、それ以上に画像製作者の著作権や被写体の肖像権を最大限配慮して利用すべきでしょう。
上記のサイトが、安全・安心な画像収集の助けとなれば幸いです。
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