しれっとタイトルに書きましたが、皆さんは「パーソナルブランディング」って聞いたことありますか？
僕は他塾の有名ブロガーさんの記事で初めてこの言葉を知りました。
意味は「個人のブランド化」。
（そのまんまですね）
言い方を変えると「個人の個性・特徴などを利用して知名度を上げる」ということ。
例えば、学習塾で考えると「先生のキャラクター性や指導力、コーチングスキルなどを売りにする」って感じですか。
これはビジネスに限った話ではなく、アニメや漫画の魅力を考える場合でも、ストーリーや背景、アクション、構成など色々な要素がありますが、その中でもキャラクターの魅力ってかなり重要ですからねー。
さて、なぜ突然こんな話をしているのかというと、実は先日、生徒の保護者様の紹介でとある英語教室の先生とお話する機会をいただきました。
それで、僕よりも経歴・実績ともにずっと格上の方から教室経営についてのアドバイスを賜ったわけです。
現在の生徒数わずか2名の零細学習塾としては非常にありがたい限りですね。
それで、お話を伺う中で色々と考えさせられる事があったわけですが、その中でも特に感銘を受けたのが
「もっと自分に自信を持って、自身のスキルや授業の特長をアピールすること」
人によっては当たり前だと思うかもしれませんが、僕にとってはかなり耳が痛い内容でした。
というのも、僕はあまり自己主張するのが得意じゃないというか、謙虚・謙遜を美徳とする日本人思考が強いというか、まぁ一言で言ってしまえば消極的なわけです。
今までは別にそれでもいい、むしろそれがいい位の気持ちでいたのですが、「こと個人事業主としてやっていくにはそんなわけにはいかない」ということに先人の助言で気付きました。
つまり「自分の能力や自身のサービスに自信を持たない、アピールすることもできない人から、サービスを受けたいと思う顧客がいるのか？」って話。
例えサービスの内容が素晴らしいものだったとしても、それが顧客に伝わらなければ全くの無意味！
それどころか、自分に対するネガティブな考えというのは他人にも伝わるもので、ひいてはイメージダウンにも繋がる危険性があります。
これでは、どれだけサービスの品質を向上させたところで、その努力に見合った集客を望めるはずがありません。
（なので、そんな状態の中でも僕の塾の良さを感じて入塾して下さった2名の生徒・保護者の方々にはホントに感謝の言葉もありません）
とまぁ、自分の反省については塾ホームページを改善させつつ考えるとします。
とにかく、僕が伝えたいのは「パーソナルブランディング」という考え方がビジネスをはじめ人生における自己実現を叶えるために超重要だということです。
（他人から魅力的に見られるという意味では恋愛にも応用できる考え方でしょう）
そうは言っても、自分の得意なことやスキルなんて分からないよ…。
という方も多いかと思います。
かく言う僕も自己PRとか大の苦手です。就職面接とか絶対無理なレベルで何も思い浮かびません。
そんな時は、まず自分の学歴・経歴や趣味から考えてみて下さい。
ここでは具体的に僕の場合を見てみましょう。
自己実現の目標は当然「学習塾の繁栄」です。
(僕については最初の記事で軽く自己紹介していますので是非ご覧いただければ幸いです)
――さて、改めて自分で見てみましたけど……
売れるか、コレ？
まぁ教員免許×3はイイよね。(よね？)
学習塾の先生って別に教員免許は要らないので、塾業界の中でこれは大きな特長と言えるでしょう。
（そもそも、教育学部卒ですらない人も結構いますからね。だから塾は当たり外れが多いイメージがあるんでしょうか？）
ってことで、講師の指導力を売りにするのは全然OK、むしろ大いにアピールしていこうと思います。
ここから更に具体的な指導内容や指導スキルを伝えることができれば一層効果的ですね。
ブランド化するための特長は一つだけでも大丈夫ですが、多ければそれだけ他との違いが際立ってブランド化が成功しやすいですので、多いに越したことはありません。
では、他に塾経営者としてアピールできそうなことがあるかというと……。
う～～ん……無いかな☆
個人的にはアニメ好きってトコも個性があって悪くないかなーなんて、超絶自分にも社会にも甘い期待をしていますが、フツーに考えて保護者からの信頼的には最悪。
（特に教育関係の仕事だと、そういった社会的信頼はメチャクチャ大切ですからね）
なのでまぁ、塾ではアニメ好きという事は公言せず、その代わりと言ってはなんですがこのブログで思う存分に楽しんでいきます。
(それでもアニオタの雰囲気が滲み出てダダ漏れしているみたいですが……)
このように、自分という人間を分析すると、自己実現の為にプラスどころかマイナスになるような部分も見えてくるでしょう。
ま、そういう人間性に関わる部分なんて今更どうしようもないよね☆
と、開き直ったらそこまでなんですが、それだけではまるで成長がない。
マイナス部分からただ目を背けることは、自分の成長に繋がらないばかりか自己肯定感を低下させてしまいます。
（自信を持って自分をアピールすることがパーソナルブランディング成功の鍵なので、見て見ぬふりはダメ。ゼッタイ）
ただし、それは別に「今持っているマイナス要素の好きや得意を否定しろ」と言っているわけではありません。
それを如何に自己実現のための武器とするかが大切ということです。
あくまで自分という個を尊重して、今の自分にある個性・特長を生かしたブランディングを心がけましょう。
僕の場合は、休憩時間に生徒達とアニメや漫画の話ができるので、より信頼関係を築き易いとも考えられますからね。
というわけで、いかがでしたか？
先にも書きましたが、パーソナルブランディングという考え方は、人生における様々な自己実現を叶える過程で非常に役立ちます。
謙虚・謙遜も大事ですし大変立派なことではありますが、自分という一人の人間も尊重して幸せな人生にしていきましょう。
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