この度、私ゆうき塾長が経営する学習塾のホームページをリニューアルしました☆

唐突に宣伝するじゃん。

出来立てホヤホヤの
サイトって 閲覧数が
皆無で寂しいから…。
というのは半分冗談で、ホームページと言えば過去記事でも何度か言及していたなぁと思ったので、改めて所感を記しておきたいと考えた次第です。
開業初期の僕は、今より輪をかけてケチ節約家だったこともあり、無料で済ませられることに極力お金をかけたくありませんでした。
それは、塾のホームページについても同様です。
“ホームページはWordPressで作成するのが王道”
ということは理解していましたが、数あるホームページ作成サービスの無料プランに心惹かれて登録・作成し、そのまま無料で運用すること早4年余り。
そして、今更ながらに思ったわけです。
やっぱWordPressの方が良くね?
幸運なことに、当ブログにも使用しているレンタルサーバーサービス「ConoHa WING」さんのWINGパックでは、独自ドメインを2つまで永久無料で利用できます。
つまり、このブログを開設する為に行った契約一つで、もう一つ塾ホームページ用のサイトが作れるということ。

ConoHa WINGさん、
初期設定は簡単だし、
処理速度も国内最速で
まじパねぇっす。
ってなわけで、満を持してリニューアルに至ったというわけです。
それで、折角だから今まで使っていたホームページ作成サービスの無料プランで作ったサイトと、新たにWordPressで作ったサイトとを比較してみました。
しかして、僕なりの結論は……
やっぱWordPressの方が良くね?
(仮定=結論)
まぁ僕は元々このブログを作るのにWINGパックに契約していたわけで、言うなれば実質無料でWordPressの塾ホームページを作れてるから、費用面のデメリットは殆ど感じないですからね。
ただ、独自ドメイン&レンタルサーバーにかかる固定費用(毎月1,000円弱)を考慮したとして、それでもサイトの成長性とカスタマイズ性の高さからWordPressに軍配が上がります。
年間およそ一万円の出費?
そんなものは必要経費。

あ、あの節約家ケチな
お前が……!?

おーい、打消し線の位置
ズレてますよぉ~~。
というのも、どのホームページ作成サービスの無料プランを使用するにしても、決して避けられない結構なデメリットがあるからです。
以下では、ホームページ作成サービスの無料プランにおけるメリット・デメリットを、実際に塾ホームページ用として使っていた私ゆうき塾長が紹介していきます。
特に致命的だと感じたデメリットについては、分かり易いよう旧ホームページ画面の画像も示しながら解説しますので、どうぞ最後まで一読くださいませ。
※この記事における「WordPress」とは、公式サイト(WordPress.org)からダウンロード・インストールされたものを指します。
ブログサービス「WordPress.com」が提供するWordPressとは意味合いが異なりますので、その点ご注意ください。
無料ホームページ作成サービスのメリット・デメリット
さて、そもそもホームページ作成サービスとは何なのか、その定義を僕なりに一言で言うと
“手軽にホームページを作成できるサービス”
レンタルサーバーやドメインの用意など一から自作するわけでもなく、外注して完全に丸投げするわけでもない、ホームページ作成における第三の選択肢。
ポイントは、サイトのデザインやブログ記事の執筆・投稿などのホームページ作成から管理までを、ある程度は自分で自由にカスタマイズ出来るという点。

へぇ~~……でも、
お高いんでしょう?

唐突に通販番組のノリ
になるじゃん。
ところがどっこい。
サービス提供会社にもよりますが、幾つかある契約プランの中には“無料プラン”も存在するんです。
これだけ聞くと
「そんな夢みたいなサービスあんのかよ?」
って思うかもしれませんね。
あるんですよ、それが。
以下、定義に当てはまる中でも有名所のサービス提供会社を挙げてみましょう↓
・WIX
・jimdo
・weebly
・まめわざ
・ペライチ
・MAQE
・3 do 1
・WordPress.com
・AmebaOwnd
・inkrich
サービス提供会社によって有料プランの数や月額料金は多少異なりますが、まぁ大体どこも似たようなもんです。
どのサービスを選ぶかの基準は、主に無料プランにおける機能制限の内容と、あとは自分にとっての使いやすさ・操作の分かりやすさ位でしょうか。

1~3ページ限定とか、
お問い合わせフォーム
が作れないとかは結構
キツイですね…。
以下では、私ゆうき塾長が使用していたホームページ作成サービスを例に、無料プランの内容やメリット・デメリットを紹介していきます。
無料ホームページ作成サービスのメリット
というわけで、ここからは僕が実際に自塾のホームページに使用していたホームページ作成サービスを参考に、無料プランによる学習塾ホームページ作成のメリット・デメリットを見ていきましょう。
ちなみに、僕が使っていたサービスは以下↓の「まめわざ」というものです。
さてさて、では無料プランの内容を見ていきましょうか。
(以下「まめわざ」の「料金/プラン」ページ参照)
・初期費用…0円
・維持費用…0円
・広告表示…あり
・サーバー容量…500MB
・転送量制限…なし
・サブドメイン変更…なし
・独自ドメイン…不可
・SSL(https)…あり
・パスワード保護機能…なし
・データ復旧サービス…なし
・災害時更新代行サービス…なし
・管理者アカウント数…2人
・ページ数…無制限
・メールサポート…あり
・SEOサポート…なし
・更新代行依頼…なし
・アフィリエイト広告掲載…不可
・Poweredの非表示…不可
・アクセス解析(収集/閲覧)…あり
・アクセス解析(CSVダウンロード)…不可
この中で、僕が実際に使ってみて感じたメリットは3点。
まず1つ目は、初期費用・維持費用ともに無料ということ。
まぁこの辺りは、他のサービス提供会社における無料プランでも大体そうなっていますけど、それでも嬉しいポイントです。

ドメインもサーバーも
無料で使わせてくれる
とか、太っ腹が過ぎる
でしょ。
そして2つ目は、作成できるページ数が無制限ということ。
他のサービス提供会社の中には、無料プランだと作成できるページ数が1~3ページに制限されているものもあるので、これは魅力的ですね。
実際、学習塾のホームページにはコース・料金や時間割などの掲載すべき項目が多いので、ページ制限があると不便に感じざるを得ません。
最後に3つ目は、アクセス解析の収集・閲覧が可能だということ。
月・日毎の表示数と訪問数、それと年・月毎の人気ページが、過去5年間まで遡って閲覧することが出来ます。
流石に、Googleアナリティクスのように詳細な訪問者の属性やリアルタイムでの動向を知ることは出来ませんが、学習塾のホームページ運営には十分な機能です。
(このアクセス解析機能を使って、新聞折込チラシの反響を分析したこともありましたね)
その他、料金プラン比較表には記載されていませんが、公式サイトで紹介されていて無料プランでも使える便利な機能は以下の通りです。
・モバイル表示対応
・ブログ作成
・お問い合わせフォーム作成
・表(テーブル)作成
・Q&A作成
・掲示板作成
・SNSボタン作成
・動画埋め込み
・レビュー/コメント作成
・カウントダウン作成
上記以外にも、ホームページを作成する上での様々な機能が、プログラミング知識が一切不要で直感的な操作によって使用できます。
ネットショップ風の買い物フォームや予約フォーム、トーナメント・リーグ表やランキング表、メニュー・料金表なんかも面白いですね。

まぁ塾のホームページ
には使わないけど。
無料ホームページ作成サービスのデメリット
以上のように、ホームページのデザイン・作成やカスタマイズ性に関しては、無料プランであっても文句無しの機能を有しています。
では、一体どこに問題があるのか?
実際に使用して約4年間になる私ゆうき塾長が感じる、無料プランのデメリットは主に以下の2点です↓
・独自ドメイン不可
・広告表示あり
まず1つ目は、サブドメイン限定で独自ドメインが使えないこと。

それの何が問題なの?
詳しくは前出の過去記事に載せているので割愛しますが、ざっくり言うと
印象が悪く、自由度が低く、SEO評価に懸念がある。
(最近では、検索順位への悪影響は無いというような論調が殆どですが、良くも悪くもメインドメインのSEO評価から影響を多少なりとも受けるのは確かなようです)
ただ、僕にとっては上記よりも気になることがあるんですよ。
以下に「まめわざ」で僕が作成した旧・塾ホームページのURLを載せたんで、ちょっと見てみて下さい↓
https://courage-juku.1net.jp
この中の「courage-juku」部分は僕が自分で考えたんですが、一方で末尾の「1net.jp」部分は初めから決まっていたわけです。
単純に、URLの全てを自分で自由に決められないのって、なんか嫌じゃないですか?
URLといえばサイトの住所、名前あるいは顔とも言うべき部分ですよ?
そんなの、塾の名前と同じく自分自身で決めたいじゃないですか。

まぁ田舎の個人塾とかで
サブドメインの塾HPを
見ますし、単に僕が気に
し過ぎなのかもですが。
と、この独自ドメインが使えないという点も問題ではあるのですが、個人的には残る2つ目のデメリットの方が深刻に感じました。
それが広告表示です。
では、無料プランにおける広告表示がどのくらいのデメリットになるのか、次項で詳しく見ていきましょう。
※ちなみに、サーバー容量制限の500MBに関しては、そんなに気にしなくても大丈夫です。
少なくとも、個人塾のホームページを作るくらいなら十分な容量ですので。
無料ホームページ作成サービスの広告表示

いやいや広告表示って、
そんなの 言うほど気に
ならないっしょ♪

そんなふうに考えて
いた時期が、俺にも
ありました…。
いや、正確に言うと当初は本当に気にならなかったんですよ。
なぜなら、新規の申し込み・ホームページ作成時は最初1ヵ月間だけ広告が表示されなかったから。
確かに、その事は公式サイトにも記載されてたから知ってはいたんですけど、当時は気にもせず「プチお得な特典だなぁ」くらいに思っていました。
しかし、これは予期せぬ落とし穴というか、よく考えられた罠だったわけです。
というのも、ホームページって一度作成したらブログ記事の更新を除いて基本的に殆ど弄らないじゃないですか。
そりゃあ、作成して間もない頃は表示のズレや誤字脱字がないか等を頻繁にチェックしますが、それも長くて1,2週間程度ですよ。
で、3週間もする頃には

………うん、
もう完璧☆
なーんて一通りの完成に自分自身で納得して、以降はブログの更新を除いてホームページを確認する機会はなくなり、ひたすらポスティング等の他媒体による広告・宣伝に奔走する日々が続きます。
で、はじめに契約・作成してから1,2ヵ月が過ぎた頃、ふと自身のホームページを開いて思うわけです。
あれっ……広告 ウザくね?
と。
てっきり、画面の端の方に申し訳程度に表示されるだけだと思っていたけど、これはサイトのユーザビリティ的に問題なんじゃないかと。
では、ホームページ作成サービスの無料プランによる広告はどう表示されるのか、次項から旧ホームページの画像付きで見ていきましょう。

なんなら、実際に以下の
リンクから旧HPへ移動
して見てもらっても良い
ですよ。
※「まめわざ」の無料プランで表示される広告は、訪問者の興味に合わせて広告を表示するGoogleアドセンスが利用されています。
アダルトなど公序良俗に反する広告は表示されませんので、その点はご安心ください。
無料ホームページ作成サービスの広告表示(パソコン画面)
まずはパソコンの画面で、ホームページ作成サービスにおける無料プランで表示される広告を見てみましょう↓

1ページにつき大体2つの広告が表示されるように設定されているようです。
まず1つは、貼付画像の真ん中・ページ本文下に設置されている、正方形または長方形の枠にテキストや画像が付いた広告。
そして、もう1つは常時ページ下部に固定で設置されている、スクロール追従型の細長い広告。
特にスクロール追従型の方の広告に関しては、広告に付いている「∨」タブをクリックすると下に引っ込みますが、ほっといたら常に画面下部に表示されるから地味にウザいですね。
一方、四角いオーソドックスな方の広告は、ページ本文が終わった最後の部分なので許容範囲内といった感じでしょうか。

まぁ、これくらいなら
そんなに気にならない
んじゃない?

確かに、パソコン画面
だと言うほどでもない
ように見えますね。
ただ…………
実はもう1つ、パッと見では分からない広告表示が隠されているんですよ。
それは、タブ・ページの切り替え時に全画面表示で出現する広告。
切り替え時に100%表示されるわけではありませんが、一度表示されたら右上の「×」をクリックしないと肝心のホームページの操作・閲覧が全く出来なくなるので、これだけでサイト内を回遊する際のストレスがハンパない。
パソコン画面に関しては、先に挙げた2つの広告タイプよりも断トツで煩わしいですし、サイトの信頼性を損ねる要因になりそうです。
……ついでに、これは表示形式とは関係無いのですが、気になったので一言。
他塾の広告を貼るのはヤメテ。
いや、マジで(切実)

まぁ全国展開してる
ようなFC塾が一つも
無い町だから、影響
ないと思うけど…。
無料ホームページ作成サービスの広告表示(モバイル画面)
続いてはスマホ・モバイル画面で、ホームページ作成サービスにおける無料プランで表示される広告を見てみましょう↓

ご覧の通り、見ているページの箇所によってはスマホ画面の8割は広告で、肝心なHPの中身が殆ど見えていません。
いや、これは広告が表示されてる部分が目いっぱい映るように切り抜いた画面なので、ちょっと悪意があると言えなくもないですけど。
それでも、これはちょっとデカ過ぎない?
っていうか、たまたま表示された上記の広告画像、結構キャッチ―な言葉が書いてあって目移りしちゃうんですけど。
なんだよ『頭のいい子の家には共通点がある』って。
気になるじゃねぇかコノヤロー。
流石はGoogleアドセンスというか、先程の他塾の広告といい、学習塾のホームページを見ている層に狙いを定めてる感がありますね。

勿論、広告をタップ
しても僕に収益とか
一銭も入りません。
と、とりあえず広告の数と形式を見ていきましょうか。
スマホ・モバイル画面に関しても、広告の数はパソコン画面と同じく1ページに大体2つ。
1つは、常時ページ上部に固定表示され、更にスクロール追従機能を搭載されたタイプ。
貼付の画像では控え目な感じですが、たまに画面の半分近くを覆い隠す大きさで表示されることもあります。
この広告は「∧」箇所をタップすると上に引っ込みますが、ほっとくとスクロールしても画面に貼りついたまま追従してくるので、前述した通り地味にウザい(2回目)。
もう1つはページ下部で、縦長な長方形の枠にテキストや画像で表示された、よくあるスタンダードなタイプの広告です。
広告の数も形式もパソコンと同じで、違いと言えばスクロール追従型の広告の位置が上下逆ということぐらいですかね。
ただ、スマホ・モバイル画面はパソコン画面よりも小さいから、画面全体に占める広告の割合が50%を超えることも普通に起こり得るでしょう。

こっちも、ページ移動時
に全画面表示型の広告が
出てくるので、閲覧者が
煩わしく感じそう…。
最後に
というわけで、いかがでしたか?
子ども・保護者が塾を検討する際、まず塾選びの参考にするのは各塾のホームページということが多いでしょう。
それだけに、ホームページの質は集客において非常に重要であると言えます。
ところが、開業準備期は何かと物入りで、少しでも削れる費用は削りたいと考えるのも無理からぬこと。
そんな時、魅力に感じるのがホームページ作成サービスの無料プランです。
有料プランと比べたら幾つも機能に制限はあるものの、直感的な操作で手軽にホームページを作ることができるので、わざわざ固定費をかけてWordPress(ワードプレス)を使うよりもベターに思うかもしれません。
特に、僕が塾を構えているような“競合となる他塾が一切無い過疎化・少子高齢化の一途を辿る田舎町”であれば、一考の余地はあるでしょう。

実際、僕も開業後5年間
は無料プランで殆ど問題
なく使ってましたから。
ド田舎で他に塾が無いんだから、それこそ「町名 学習塾」とウェブ検索すれば余裕でトップ表示される為、SEO対策なんかも必要ありません。
パソコン画面であれば、広告表示も大して気にならないでしょう。
でも、どんだけ過疎化が進む田舎といっても、今時はスマホで検索して塾を探すのが当たり前。
「やはり、ホームページは費用をかけてでも高いクオリティーと信頼性・利便性を求めるべき」
そう考える人には、ホームページ作成サービスの無料プランは向かないと言わざるを得ません。
無料プランの広告表示は印象が悪いだけでなく、気付かず広告をタップして別サイトへ飛んで、面倒になってそのまま戻ってこないなんてことも十分に考えられるでしょう。

作った僕でも
ありました。
僕が使っていた「まめわざ」では、有料プランの中で最安値(月額649円)のスタートプランでも、こういった煩わしい広告が非表示になります。
値段に多少の差はありますが、他のホームぺージ作成サービスについても同様です。
また、よりサイトの成長性やカスタマイズ性を重視する場合には、やはりWordPressの一択でしょう。
当記事の内容が、新たに学習塾の開業を志す皆さんや、現状の塾ホームページを見直しそうとしている塾経営者の皆さんの参考になれば幸いです。
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