どうして学校へ行くべきなのか? ~勉強だけじゃない2つの理由~

学校 教育・学習
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 皆さん、一度は考えたことがないでしょうか?

「あー学校行きたくねぇ~( ̄Д ̄)」

とか

「学校なんか行かなくてよくない?(´・ω・`)」

なんてことを。

 確かに、近年では海外を中心にフリースクールホームスクーリングといった「学校へ行かない」という選択肢も増えてきましたが、日本においては依然として「学校へ行くべき」という意見が強いです。

ゆうき塾長
ゆうき塾長

僕も、特別な事情がない限りは学校へ行くべきだと思っています。

 ※「宿題が嫌だから」は特別な事情ではありません。

 日本には義務教育というものがあります。

 日本国憲法第26条において
保護者「子供に教育を受けさせる義務」
子供「教育を受ける権利」
があることが明記されているのです。

 また、学校教育法第22条「小学校に通う義務」第39条「中学校に通う義務」があると記されています。

 ただし、それは別に「何が何でも学校へ行かなければならない」と定められているわけではありません。

 この法律では
保護者に「子供を出席させない正当な理由」がない限りは、子供を学校へ行かせなさい
という旨が書かれています。

 よって、病気やケガが原因で学校へ行けない場合や、本人に学校へ行く意思が無く通学が困難な場合においては、学校へ行かなくても法律違反ではありません。

 なので、長期入院や不登校といった状況は法律違反ではないということです。

ゆうき塾長
ゆうき塾長

「義務教育だから絶対に学校へ行かないとダメ」というわけではないんですね。

 では、なぜ日本では殊更に学校へ行くことを推奨するのでしょうか?

 ここで「勉強するため」とか言おうものなら、すかさず反論されるでしょう。

いや、勉強なんて学校じゃなくてもできるじゃん。

 ですよねー。

 しかし、実のところ学校へ行く意味はそれだけじゃないんです。

 「勉強する」以外の学校へ行く意味・理由は大きく2つ考えられます。
 順に詳しく見ていきましょう。

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学校へ行く意味・理由

社会生活に慣れるため

 もっと言うと「集団の中で上手くコミュニケーションをとって暮らしていける力を身につけるため」ですね。

 これは大事ですよぉ~。

 就職において企業が求める人材は断トツで「コミュ力がある人」です。

ゆうき塾長
ゆうき塾長

ふぅ、個人事業主で助かった。

 ※別に助かってはいません。

 当然ですが、人は一人では生きていくことは不可能です。
 生まれてしばらくの間はもちろん、たとえ大人になっても他人と関わり合って生きていくことになります。

 そりゃあ、他人とのコミュニケーションが殆ど必要の無い職業も確かにありますが、それは精神衛生上あまりよろしくありません。

 どんなに一人が好きな一匹狼も、本当に他人と一切関わりが無くなったとしたら、そう遅くない内に発狂するでしょう。

 それに、大部分の職業には職場があり、そこには一つの社会集団が形成されています。
 となると、必然的に集団内でのコミュニケーションは多少なりとも必須です!

 なので、学校でそういった社会集団内での生活の予行練習ができるというのは、大変意義があることではないでしょうか。

忍耐力をつけるため

 皆さん、学校の勉強は楽しいですか?
 もしくは好きですか?

 まぁ楽しいとか好きって言う人は、そもそも「なぜ学校に行くのか?」なんて疑問は抱かないだろうから、この記事を読んでいないかもしれません。

 もし楽しくない・嫌いだとしても、大抵の人はグッと我慢して、頑張って勉強しますよね。

 でも、もしも

「どうして我慢してまで勉強しないといけないんだよ!」

とか言って、学校の勉強を投げ出している人がいたら、どうですか?

 こんな人が将来、仕事を続けることができると思います?

 学校の勉強程度でさえ我慢して続けられないような人が、もっと大変な仕事を責任持って続けられるとは到底思えません。

そこはホラ、自分が楽しいと思える仕事をすれば大丈夫じゃないの?

 大丈夫かどうかを判断するのは自分ではなく会社です。
 少なくとも、小中学校の勉強すら投げ出すような人は、就職面接で会社に信頼されることはまずありません。

ゆうき塾長
ゆうき塾長

たとえフリーランスでも、顧客との信頼が大切なので学歴は重要です。

 それに、どんなに楽しくやりがいのある仕事でも、全ての業務・作業が楽しいというわけではないでしょう。
 時には楽しくないと感じることもあるはずです。

 それでも、お金を稼ぐ為・生活の為には、必死に耐えて仕事を続けていかなければいけません。

 学校における勉強や行事では、そういった忍耐力を身につけるという意味もあるのではないでしょうか。
 ※いじめや金銭的な家庭の事情による中退は別です。
(それはもう我慢とか関係無いので)

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最後に

 ということで、如何でしたか?

 たとえ今は学校生活も勉強も楽しくない・嫌だと思っていたとしても、きっと大人になる頃には良い思い出に変わっているでしょう。
(繰り返しになりますが、いじめとかは別ですよ)

 ぼっちだろうと、勉強が苦手だろうと、学生時代というのは将来の自分を形成するのにとても大切な時期です。

 どうせなら積極的に行動して、人生で一度しかない学校生活を楽しんでいきましょう!

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