「自分のダメな所が人にバレるのを怖がっていたら、いつまで経っても前に進めません」
by 吉田優子(シャミ子)
(「まちカドまぞく」より)
漫画・アニメの名言を紹介する「名言の泉」カテゴリー第18弾!
今回ご紹介するのは「まちカドまぞく」の主人公シャミ子こと吉田優子の台詞です。
突然ですが、皆さんは
「自分の長所」
って言えますか?
よく面接とかで聞かれる
定番の質問ですよね。
これって、特に日本人の場合は謙遜するあまり答えに窮する人が多いみたいですけど、きっと誰にでも一つはあるでしょう。
(一つも無いと思っている方は、恐らく自分では気付いていないだけです)
じゃあ、自分の長所が分かっているとして、それを他人に知られないようにする人っています?
例えば
「俺、サッカー得意だけど隠してようっと♪」
みたいな。
ゼロとは言いませんけど、中々いないですよね?
だって、何も恥ずかしいことじゃないし、むしろ誇らしいことなんですから。
長所であることを自覚しているのなら、普通は自信満々に披露するものでしょう。
「一見無能に見えて実は
有能な自分カッケー!」
って理由があるのなら
分かりますけど。
それでは、逆に
「自分の短所」
ならどうでしょう?
「長所は分からないけど、こっちならスラスラ答えられる」
という人もいるのではないでしょうか。
長所と同じで、誰もが短所の一つや二つ必ず持っているかと思います。
何でも出来る完璧超人
がいるとしたら、それは
人間じゃないですよ。
では、その短所を他人に知られたいと思いますか?
こちらは長所とは逆で、きっと「隠していたい」と思う人が多いでしょう。
なぜなら、他人より劣っていることを恥ずかしく思うから。
ただ、それは何も悪いことではありません。
他人の弱みにつけ込んで騙す不届き者もいますし、わざわざ自らの欠点を晒したくないと考えるのは当然でしょう。
短所を個性としてアピール
したいのなら別ですけど。
しかし、もし自分の短所を克服したいと思っているのなら話は別です。
他人にバレてしまうことを恐れて縮こまっていては、改善のための思い切った行動はとれません。
自分自身がダメだと自覚しているような根深い短所を、他人に隠れてコソコソ行動する程度で直すことができるでしょうか。
それどころか、バレないように必死になって、まともに行動することさえ出来ないでしょう。
短所を直すことは決して簡単なことではなく、それ相応の覚悟を持って挑む必要があります。
なぜなら、自分のダメなところから目を逸らさず、真っ直ぐに見つめて改善策を模索しなければならないからです。
そんな中で、他人の目を気にしている余裕は微塵もない。
でも、それじゃ短所が
バレちゃうんじゃ…。
確かに、自分の短所に向き合って直す努力をしている間に、他人に短所を知られてしまう可能性は高いでしょう。
(何せ全く隠してないんですから)
ですが、あなたのことを本当に大事に想ってくれる人達であれば、あなたが本気になって短所を克服しようと頑張る姿を見てバカにすることは決してありません。
もしもバカにしてくる人がいたら、以降その人とは距離を置くか、もしくは一切関わらないようにした方が良いと思います。
きっとロクなやつじゃない
ですから。
少し極端なことを言いましたが、それくらいの決意をした上で行動しなければ、自分の短所を直すのは難しいということです。
当記事をご覧いただいた皆さんが、自身の短所を見つめ直し克服されることを願っております。
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