「明日から頑張るんじゃない。今日、今日だけ頑張るんだ。今日を頑張った者、今日を頑張り始めた者にのみ、明日が来るんだよ」
by 大槻太郎
(「賭博破戒録カイジ」より)
昨日新たに追加したカテゴリーだから当たり前なんですが、カテゴリー記事1本じゃ淋しいかなーと思い敢えての連・続・投・稿!
(別に趣味を優先させているわけじゃないですよ~)
※このカテゴリーの記事を初めて読む方へ
これは教育・雑記ブログです。
この「名言の泉」カテゴリー記事は
勉強や仕事に対する心構えというかモチベーションアップというか、何かそういったメンタルUP的な意義がしっかりと確立された、明確な意味のある記事
だと、自信を持って主張させて頂きます。
大事なことなのでもう一度。
これはちゃんと教育・雑記ブログです。

では、前置きを済ませた
ところで、解説に移って
いきましょう!
上記は「賭博破戒録カイジ」のメイン登場人物の一人である大槻太郎(通称「班長」)の台詞。
要約すると「やるべきことを先延ばしにせず、今日できることは今日やりましょう」という結構ありふれた台詞になるのですが、この言葉に込められた意味はもっと深い(ハズ)。

キャラの性格的に断言は
できませんけど…。
何と言ってもポイントは今日だけ頑張るという所ですね。
ただ、この部分に違和感がある・何か引っかかるという人もいるんじゃないですか?
「じゃあ、今日だけ頑張れば明日は頑張んなくてもいいのかよ」みたいな。
うんうん、なるほどナルホド~。
確かに、素直に受け取ったらそう解釈できますよね☆
でも、果たして本当にそんな単純なことでしょうか?
いや、違う!!(反語)

ど、どうした? なんか
テンションおかしいぞ。
情緒不安定か?

あ、スミマセン。漫画や
アニメのことになると、
つい熱が入って…。
というのも、「頑張る」って口で言うのは簡単で安易に使われていますけど、いざ実行するとなったらメチャクチャしんどい事ですよね。
(逆に、精神的・肉体的に何の苦労もなく頑張れる人っています? それって頑張ってると言えるのでしょうか?)
よく応援とかで「頑張れ!」と言いますが、コレって人によっては非常に無責任というか酷なことを言っていると受け取られる可能性があります。
(この事に関して詳しくは前回の名言をご参照ください)
【関連記事】
「名言から学ぶ1 ~氷菓~」
それ程までに「頑張る」というのはハードルが高い行為なのです。
なので
「今日だけ頑張って明日からダラダラしよう」
という程度の気合いで今日を頑張り抜くことは困難極まる!
こういう風に考えている場合は、一見頑張っているように見えたとしても、実は今日という日を軽く流していることが殆どだと思います。

気持ちが既に明日の方に
向いていますからね…。
「とりあえず今日しっかり頑張ろう。明日は明日の自分がまた頑張ってくれる」という、潔い心持ちと強い意志を毎日継続させることで、初めて今日という一日を頑張り切ることができるのではないでしょうか。
(「まずは目の前のことに集中する」ということです)
「頑張る」のに重要なのは習慣化。
だからこそ、最初の「頑張る」は一番大変だと言えます。
要は自転車のようなものでしょう。
漕ぎはじめは大きな力がいりますが、動き出したら小さな力で漕げるようになる感じです。

はじめの一歩が肝心
ってことですね。
でも、今日を頑張らない限りは、例え時間が明日・明後日と過ぎ去っていっても、人間的な成長という面ではずっと今日の自分のまま。
いつまで経っても明日はやってきません。
なので、今こそ勇気を出して、自分を奮い立たせて、まずは「今日だけ頑張ろう」!
そうすることでしか今日を生きた事にはならない、ひいては明日がやってくることもない。
明日に向かって頑張ることの難しさと重要性を改めて考えさせられる、思わずハッとさせられる良い言葉ですね。
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