「君が一生懸命やっているのなら、自分に嘘をついていないと自分自身に誓えるのなら、何を言われても気にしないでいい。君の歩幅でやればいいの」
by セレジア・ユピティリア
(「Re:CREATORS」より)
漫画・アニメの名言を紹介する「名言の泉」第28弾!
今回ご紹介するのはアニメ原作で小説・漫画と展開された作品「Re:CREATORS」より、主要登場人物の一人セレジア・ユピティリアの台詞です。
突然ですが、皆さんの周りにマイペースな人っていますか?
きっと、一人くらいは思い浮かぶんじゃないですかね。
クラスメイトや職場の
同僚・上司・後輩にも
一人はいると思います。
それでは、今その人を思い浮かべた時に「マイペース」って言葉を一体どんなニュアンスで解釈しましたか?
「マイペース」って言葉は中々に曲者です。
良く言えば「周囲に流されない、芯が通った人」と捉えることが出来るでしょう。
ただ、悪く言えば「周囲に合わせられない、自己中心的な人」と考えることも出来ます。
意識的にせよ無意識的にせよ、他人に対して「マイペース」って感じた場合には、多少なりともマイナスの意味で捉えていることが多いのではないでしょうか?
(「自己中」とかだけじゃなく「自分とは違って自由に生きていて羨ましい」といった気持ちも、一種の負の感情といえるでしょう)
まぁ仕方ないですよね。
人間だもの。
一方で、自分自身のことを「マイペース」な人間だと思っている人はいませんか?
統計をとったわけじゃないですけど、こちらも結構数いるんじゃないですかね。
ですが、もし自分をマイペースだと思っている方は要注意!
というのも、マイペースという言葉は自分自身の場合には良い意味で捉えがちだからです。
自分のことを自虐的に
マイペースっていう人は
ちょっと珍しいんじゃ
ないでしょうか。
特に気を付けて欲しいのは、自分のことをマイペースだと他人に話している人。
そういう人は、本当に「周囲に流されない、芯の通った人」とは限りません。
単に本気で行動しないことの言い訳にしているだけ、ということも十分に考えられます。
(全員が全員そうと言いたいわけではないので、お気に障った方にはゴメンナサイ!)
本気で行動しないのは
「辛いのは嫌だ、楽に生きたい」
「頑張っている姿を見られるのはカッコ悪い」
などなど、理由は色々と考えられるでしょう。
ですが、別に本気で行動しないのを悪い事だと非難するつもりはありません。
本気で行動をして失敗
したら悔しさ・悲しさ
倍増でリスクも大きい
ですからね。
本気で頑張ったからといって必ず報われるわけでもない以上、他人がとやかく言って強制していいわけでもない。
(自分の人生をどう生きるのかは自分の自由ですからね)
ただ、もし本気で頑張っても何とかなる保証が無いのであれば、諦めて頑張らなかったらほぼ間違いなく何ともなりません。
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それに、努力しない自分を正当化したり他人の視線ばかり気にして生きていては、自分自身が成長することはできないでしょう。
成長する義務があるわけではありませんが、何かに本気で取り組むこともなく、自分に嘘をついて日々をただ漫然と過ごす人生というのは少々もったいない気がします。
自分のことをマイペースだと思っている人、または他人からマイペースだと言われたことがある人は、念のために一度ご自分の行動を振り返ってみてはいかがでしょうか?
それでも、心の底から自分は一生懸命やっていると、自分に嘘をついていないと誓えるのなら大丈夫。
もしも他人から責められても気にしなくていい。
自分の歩幅で、自分のペースで地道に歩んでいけば、確実に成長し続けることが出来るハズです。
一生懸命な想いは、いつかきっと周りの人にも届き、あなたを見る目も次第に変わってくるでしょう。
読者の皆さんがマイペースに、素直な気持ちで真っ直ぐに努力を続けられることを心から願っています。
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