名言から学ぶ31 ~ひぐらしのなく頃に~

名言の泉 名言の泉
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「何が罪か分かりますか?知恵の実を口にしたからではありません。何が罪か分かりますか?蛇の甘言に耳を貸したからではありません。まだ罪が分かりませんか?それこそが、あなたの罪なのです」

by フレデリカ・ベルンカステル
(「ひぐらしのなく頃に」より)

 漫画・アニメの名言をお届けする「名言の泉」カテゴリー第31弾!

 今回の名言は、同人サークルによるコンピュータゲームを原作として漫画・アニメ・映画とメディアミックスが行われた「ひぐらしのなく頃に」より、各編の冒頭・終盤に登場するフレデリカ・ベルンカステルの詩を抜粋してご紹介します。

 ところで、皆さんは聖書を読んだことがありますか?

(そこは別に旧約聖書でも新約聖書でも、どっちでもいいですよ)

 ……ハイハイハイ、そうですよねー

全くないですよね。

 敬虔なキリスト教徒やユダヤ教徒、もしくはミッションスクール出身という方を除けば、聖書を読んだことがあるという人は極一部だと思います。

ゆうき塾長
ゆうき塾長

かく言う僕も
全くないです。

 ですが、皆さん恐らくアダムとイヴはご存じなのではないでしょうか?

 アダムは神が創造した最初の人間であり、旧約聖書をはじめ幾つかの聖典に記されています。

 イヴもまた、神によって創造された2人目の人間です。

 聖書によると、アダムは神の息吹と土から、イヴはアダムの肋骨から作られたとのこと。

(アダムの生まれ方、まるでゴーレムみたいですね)

ゆうき塾長
ゆうき塾長

そしてイヴの生まれ方は
何となくグロイ…。

 アダムとイヴについての出自など細かい知識は知らなくとも、ざっくりと2人が何をして、何が起こったのかは何となく知っているのではないでしょうか。

 そう、それは旧約聖書における最初の書「創世記」の第2章~3章に記されている物語。

 イヴは蛇に唆されて、神から食べることを禁じられていた知恵の実を食べてしまいました。

 アダムもまた、イヴに勧められて共に知恵の実を食べてしまいます。

 その結果、2人はエデンの園を追放されてしまう…という話です。

(雑学的なことを言うと、聖書の中に知恵の実がリンゴという記述はないようで、地域によってはイチジクやブドウとも解釈されているようですね)

 大分サラッと簡潔にまとめましたが、皆さんの認識も大体こんな感じかと思います。

ゆうき塾長
ゆうき塾長

まぁ、かくいう僕も
ほぼ似たようなもの
なんですけど。

 アダムとイヴが、神の命に背いて知恵の実を食べてしまったこと、この人類最初の罪を原罪と言います。

※原罪については、教派によって色々と解釈に違いがありますので、あくまで一説としてご理解ください。

 さて、ここで少しシンキングタイムです。

 アダムとイヴが犯した罪とは、食べるのを禁じられていた知恵の実を食べてしまったこと、それ自体を指しているのでしょうか?

? いや、そうでしょ。
他に無いだろ。

 実は、アダムとイヴが知恵の実を食べてしまった後、神は2人に問いかけたそうです。

「知恵の実を食べたのですか?」

 その問いに対し、アダムは

「イヴに言われたから食べた」

と言い、一方のイヴは

「蛇に言われたから食べた」

と、それぞれ自分は悪くないと言わんばかりに弁解しました。

ゆうき塾長
ゆうき塾長

まさに責任転嫁
ってやつですね。

 2人は、それまで善悪というものを知りませんでした。

 知恵の実とは、善悪の知識の木になっていた果実であり、それを食べることで初めて2人は善悪を知ったのです。

 そして、自分達の行いを悪だと認識したからこそ、上記のような言い訳をしたのでしょう。

 全知全能であった神は、アダムがイヴに勧められて食べたことも、イヴが蛇に唆されて食べたことも既に知っていました。

 では、なぜ神は2人に問いただしたのか?

 それは、悪い行いをしたことに対する罪の意識があるか、それを量るためです。

ゆうき塾長
ゆうき塾長

まぁ全知全能なんだから
それも既に分かってるの
かもしれませんけど。

 神が本当に憂いたのは、知恵の実を食べてしまったことでも、蛇に唆されたことでもありません。

 自身が行ったことに対して、意識的にせよ無意識的にせよ、目を背けたり責任転嫁したことです。

 人間は神と違い、全知全能ではありません。

 時には、過ちを犯してしまうこともあるでしょう。

 他人に騙されてしまうこともあるかもしれない。

ゆうき塾長
ゆうき塾長

人間だもの。

 しかし、大事なのはその後。

 自らが行ったこと・他人にされたことを素直に受け止め、反省することです。

 それが出来なくなることこそ、人が最も恐れるべき罪ではないでしょうか。

 例えば、自称FXコンサルタントの人から

「絶対に儲かる方法です!」

というのを聞き、海外FXを利用してレバレッジ1,000倍で取引したとします。

(所持金の1,000倍の掛け金で丁半博打するような感じですね)

ゆうき塾長
ゆうき塾長

つまりヤバいやつです。

 その結果、ものの見事に大損したとして、一体何を思うか。

「何で失敗したんだろう?」

「たまたま運が悪かっただけ」

「全てコンサルのせいだ!」

 お金の欲に駆られてFX取引をしたことよりも、FXコンサルタントの言葉に耳を貸したことよりも、自分自身の行いに目を向けないことが一番の過ちです。

 善悪の判断が出来るからといって、常に善い行いが出来るわけではありません。

 ですが、たとえ気付かないうちに悪い行いをしてしまったとしても、どうか恐れずに向き合って下さい。

 気付かないままでいること、目を背けることこそが、あなたの罪となるでしょう。

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