石川県の奥能登に位置する(ド)田舎町にて、2021年3月に学習塾を開業して
早5年
2年前の元日に突如として襲い掛かった令和6年能登半島地震をも乗り越えて、何とか今日まで細々と経営を続けることが出来ています。
地震を境に、これまで以上に加速する人口減少。
まだまだ町の未来に明るい希望を見い出せない状況ではありますが、そんな中でも子ども達のより良い未来の為に、これからも個人塾経営を続けていきたい一心です。

まだまだ奥能登にも
学習塾の需要はある
と思うんですけど…。
そんなわけで(どんなわけで?)、私ゆうき塾長が実際に経営する個人塾における、開業5年目の生徒数と収支・年収を公開しちゃいます☆
今年になってWordPressに変更した当塾の新HP、および開業1~4周年の収支報告記事は以下のリンクからご覧いただけますので、よろしければ是非ご一読ください↓
【関連記事】
「【開業一周年】田舎の個人塾の年収・利益や生徒数はどれくらい?」
「【開業二周年】田舎の個人塾のリアル!2年目の売上・利益やいかに!?」
「【開業三周年】田舎の個人塾経営、3年目の売上・年収を徹底公開!」
「【開業四周年】田舎の個人塾経営、4年目の売上・年収を徹底公開!」
毎年の定型文になりますが、これら記事の内容が
現在、生徒の集客や収益で思い悩んでいる学習塾経営者の皆さん
将来、独立して学習塾を開業したいという夢を持っている皆さん
にとって、少しでも経営の参考になれば幸いです。
田舎個人塾における開業5年目の生徒数
さぁまずは生徒数についてですが、はじめに軽いネタバレをすると
良くも悪くも大して変わり映えしない
ブログ記事のネタ的には最悪ですが、それでも地震直後だった前回と比べるとメンタル的のも安定してるし、個人的には少しホッとしてます。
まぁ開業してこのかたポスティングと校門配布を一度も行ったことが無いので、そんなドラマティックな生徒数の増加というのは難しいのかもしれません。

本当ならポスティング
も校門配布も積極的に
やっていくべきなんで
しょうけどね…。
一応、チラシの新聞折込だけは申し訳程度に一回だけラクスルに発注して実施しましたけど、集客は専ら生徒・保護者の紹介です。
なにせ穴水町には他に学習塾が一つも無いですから、認知さえしてもらえたら一定の需要はあると思うんですよ。
(僕の指導技術とか人柄の評価にもよりますけど…)
さて、それじゃあ以下で開業4年目にあたる田舎個人塾のリアルな一年間を、生徒数の推移から具体的に見ていきましょう。
開業5年目の月別生徒数と学年構成
では早速、2025年の1年間における生徒数・学年構成の推移について、月別にした表がコチラ↓
| 月 | 生徒数 | 学年構成 |
| 2025年 1月 | 22名 前年比 +17名 | 【小学生】5名 【中1・2】6名 【中3】7名 【高校生】4名 |
| 2月 | 21名 前年比 +13名 | 【小学生】5名 【中1・2】6名 【中3】6名 【高校生】4名 |
| 3月 | 19名 前年比 +6名 | 【小学生】5名 【中1・2】5名 【中3】6名 【高校生】3名 |
| 4月 | 16名 前年比 -4名 | 【小学生】2名 【中1・2】7名 【中3】3名 【高校生】4名 |
| 5月 | 15名 前年比 -6名 | 【小学生】2名 【中1・2】7名 【中3】3名 【高校生】3名 |
| 6月 | 16名 前年比 -5名 | 【小学生】2名 【中1・2】7名 【中3】4名 【高校生】3名 |
| 7月 | 19名 前年比 ±0名 | 【小学生】2名 【中1・2】9名 【中3】5名 【高校生】3名 |
| 8月 夏講 | 22名 前年比 +4名 | 【小学生】2名 【中1・2】10名 【中3】6名 【高校生】4名 |
| 9月 | 27名 前年比 +9名 | 【小学生】2名 【中1・2】14名 【中3】8名 【高校生】3名 |
| 10月 | 27名 前年比 +10名 | 【小学生】2名 【中1・2】14名 【中3】8名 【高校生】3名 |
| 11月 | 28名 前年比 +8名 | 【小学生】2名 【中1・2】14名 【中3】8名 【高校生】4名 |
| 12月 冬講 | 28名 前年比 +8名 | 【小学生】2名 【中1・2】14名 【中3】8名 【高校生】4名 |
……ふんふん、なるほどナルホド
まぁ…うん。
(語彙力ゼロ)
とりあえず、たとえド田舎ということを考慮したとしても、決して満足して良い数字とは言えないって感じですかね。

実際、利益で見ると
ヤバいくらい大した
ことないですから…
(後述)
これだけ見ると1・2月の伸びはスゲェって思うかもしれませんが、前年度は令和6年能登半島地震の直後で遺憾にもドラマティックに激減した時期だったというだけで、生徒数自体は受験前と考えると少ないくらいです。
また、新年度はじめの4月には中3の大部分と高3が卒塾してガクッと減ったので、前年度比でもマイナスになっています。
(それは言うて毎年のことではありますけど)
年度末こそ当初目標の30人に到達しそうな雰囲気を醸し出していますが、それも決して長くは続きません。
この年度は中1・2の割合が比較的高かったこともあり、精神衛生上めっちゃ楽には感じました。
でも、なんだかんだ中3も夏を境に意外と増えたので、それだけに来年度はじめの数値が怖いわけです。
そして、何よりの懸念は……
小学生が少ない!
ジュニアショック(小学生危機)
現状では2名、それも小6しかいません。
このままだと次年度には小学生ゼロという、かつてない事態に陥ります。

開業して5年程度で
“かつてない事態”
とか言っちゃうのも
大袈裟ですが。
今では、開業当初は募集すらしていなかった高校生の方が多いという状況。
なんという皮肉。
ぶっちゃけ、ここ石川県の奥能登地方という場所は、学習塾における小学生の集客って結構なハードモードなんじゃないかなぁと。
近隣に中学受験を要する中学校が無いことから、小学生の間から勉強を頑張る必要性を児童・保護者ともに感じていないという、そんな奥能登における土地柄も原因だと思うわけです。
ただ、このように原因を自分が影響を及ぼせる範囲の外だけと考えるような他責思考をしても、一向に解決策が見えてこないのも事実。

でも ポスティングと
校門配布は極力したく
ないという体たらく…。
町内にある小学校は2校。
最寄りの穴水小学校は、今年度の全校児童120名で、当塾の対象学年である4年生以上は58名。
やや離れた場所にある向洋小学校は、今年度の全校児童33名で、当塾の対象学年である4年生以上は17名。
町内だけで見ても、計75名の可能性を持った子ども達がいるというのに、現状の当塾における在籍児童は
たったの2名!?
この穴水町で学校帰りに自習できる場所なんて、当塾を除くと公民館の2階にある手狭な町立図書館くらいですよ?
放課後児童クラブなら町内に3ヵ所ありますけど、(こと勉強に関してだけ言えば)せいぜい支援員・指導員だかアルバイトだかの人に学校の宿題を見てもらう程度ですよ?

あ、いや、そりゃ勿論
それでも共働きのご家庭
にとっては非常に助かる
存在なんですけどね。
なんかドンドン他責思考になっていく気がするので、今は自分に出来ることだけを考えたいと思います。
いやホント、放課後児童クラブを批難したいわけじゃないんです、マジごめんなさい!
田舎個人塾における開業5年目の売上・経費・利益
では気を取り直して、田舎の個人塾における開業5年目の売上や経費、利益のリアルな数値を見ていきましょう。
5回目ともなると流石に確定申告も慣れたもので、昨年度の確定申告では、会計ソフトで出力した帳簿に間違いは一切ありませんでした。

多分……。
そんなわけで、今年度はe-Taxによる確定申告の作成・提出が始まる2月中旬を待たずして、会計ソフトによる決算書の作成が完了した時点で本記事を執筆しています。
(万が一、e-Taxで作成する際に数値の間違い等が発覚した場合は、後日しれっと本記事の内容もステルス修正しておきますね☆)
ちなみに、過去記事でもチラッと紹介しましたが、僕は昨年度まで「円簿青色申告」という会計ソフトを使っていました。
このソフトの何が良かったって?
そりゃ~勿論
完全無料
だったことですよ。
ところが、昨年度までは完全無料で使えていたのに、2025年からは無料期間が一年間だけに改悪仕様変更してしまいました。
そこで、それまで大変お世話になっていた「円簿青色申告」とは早々に縁を切り、今年度からは新たに「フリーウェイ経理Lite」という会計ソフトを利用しています。
以前の「円簿青色申告」はクラウド上で使用するソフトでしたが、この「フリーウェイ経理Lite」は自分のPCにソフトをインストールして使用するものです。
まぁそこら辺の違いは好みでいいんですが、僕がこの会計ソフトを選んだ決め手は他にあります。
このソフトの何が良いと思ったのかって?
そりゃ~勿論
完全無料
というところですよ。

……………。

いや、そこんトコ
大事でしょ!?
※とは言うものの、やっぱりソフトによって使い勝手は全然違うので、無料という点が逆に不安という方は以下のような超メジャーな会計ソフトを使用するのが無難ですかね↓


ってなわけで、新しい会計ソフトを使って作成した決算書の数値をもとに、開業5年目の個人塾における売上・経費・利益を順に見ていきましょう。
開業5年目の月別売上と年間売上高
それでは、石川県の田舎町で個人塾を開業して5年目の売上高を月別に分けて表にしたものがコチラ↓
| 月 | 売上 | 前年度比 |
| 2025年 1月 冬講 | 362,500円 | +221,000円 |
| 2月 | 233,000円 | +145,500円 |
| 3月 | 179,000円 | +60,000円 |
| 4月 | 149,000円 | -45,000円 |
| 5月 | 157,000円 | -42,500円 |
| 6月 | 164,000円 | -13,000円 |
| 7月 | 198,000円 | +7,500円 |
| 8月 夏講 | 391,000円 | +70,500円 |
| 9月 | 299,500円 | +92,500円 |
| 10月 | 272,500円 | +121,000円 |
| 11月 | 287,000円 | +103,400円 |
| 12月 | 254,500円 | +58,000円 |
※上記の表には、毎月の授業料だけでなく季節講習会や定期テスト対策講座といった各種イベントの売上、入塾金なども全て含まれています。
――以上、1月~12月までの売上を合わせた、年間の売上高は
294万7,000円!
前年度は217万7,100円だったので
前年比+76万9,900円
当塾の損益分岐点(月々の固定費+変動費)が13万円前後だから、一応どの月も黒字ではありますね。
(当塾における損益分岐点は、開業当初の状況と前年度、2度の時期に計算して以下の記事で紹介しています↓)
しかし、諸々の出費を差し引いた手取りで見ると
中々にキツい…っ!
特に新年度が始まってすぐの4~6月なんて、令和6年能登半島地震に被災した直後の前年度と比較してもマイナスってドユコト??

確かに中3・高3の大半が
卒塾して減ったけども、
それにしてもよ…。
今更なんですが、もしかして
月謝の設定ミスったんじゃないか
と考えている今日この頃です。
このド田舎に週6日開校して、かつ自習し放題の学習塾ということを考慮すると、どうにもコストとパフォーマンスが合ってないような…。
(唐突な宣伝)
開業当初には存在していた近所の学研を意識して料金を設定しましたが、零細個人塾が低価格路線で大手と競うのはナンセンスというか、ちょっと無理ゲーだったかもしれません。
まぁ今や震災の影響で町内にある学習塾は当塾ただ一つとなったわけなんで、独占状態からの値上げという手段もなくはないですけども。
ただ、既に通ってくれているご家庭のことを考えると、安易に値上げという手段は取りたくないんですよねぇ。
となると、オンライン指導など町外も視野に入れた新規顧客の開拓手段を考えるか、あとは副業でもするかってところでしょうか。

ちなみに、このブログの
広告収益はサーバー代を
引くと赤字状態ですので
全くあてになりません。
オンライン指導は……何というか僕には合わないというか、やっぱりリアルの対面で生徒と接しながら教える方が個人的に楽しいんですよね。
というわけで、とりあえずはオンライン指導も副業も保留にして、今のところは生徒数を目標の30名にすることに注力したいと思います。
あとは、月間売上高でも過去最高を目指したいですが、こっちは初年度の1月&冬講に達成した63万8,500円が強過ぎて…。
やっぱり
客単価(各生徒の週受講回数)を増やす
夏と冬の季節講習会への参加率を高める
っていうのも、年間売上を増やすのに重要ってことでしょうか。
大手塾が生徒数や講習会参加率の数値に拘っている理由が、今なら少し分かる気がします。

学習塾も営利企業
ですからねぇ。
開業5年目の経費と粗利益
では切り替えて、次は開業5年目の経費と粗利益を見ていきましょう。
まずは、塾を経営していく中で必要となった支出、すなわち経費の一覧がコチラ↓
【各種経費】
・地代家賃:480,000円
(家賃/月40,000円×12ヶ月)
[前年比±0円]
・水道光熱費:72,560円
(電気代/月6,047円弱)
※ガス不使用・水道代無料
[前年比-9,840円]
・通信費:29,214円
(ポケットWiFi利用料)
[前年比+882円]
・消耗品費:48,116円
(事務用品・日用品など)
[前年比-4,300円]
・教材費:177,602円
(塾用テキスト教材)
[前年比+61,545円]
・広告宣伝費:15,303円
(新聞折込/のぼり旗 購入)
[前年比-9,697円]
・接待交際費:0円
[前年比±0円]
・損害保険料:10,000円
(三井住友海上火災保険)
[前年比±0円]
・支払手数料:0円
[前年比±0円]
計83万2,795円
[前年比+38,590円]
……さて、年中行事のように同じことを言ってますけど、敢えて今回も言わせてもらいます。
安西先生 大家さん…!!
家賃が高いです……。
と、家賃についてのコメントは以上です。
通信費については、前年度に引き続いてポケットWiFiの「ZEUS WiFi」を使用しているんですけど、前年比で少し増額となりました。
(まぁそれでも十分に安いんですけど)
というのも、今年度の途中で2年間の契約期間を終え、サービス価格(2,361円/月)から通常価格(2,508円/月)へと移行したんですよ。
しかしながら、月30GBの容量では依然として最安値クラスなので、今のところは今年もお世話になる予定です。

月によっては30GBだと
少し心許ない場合もある
んですけど、節約すれば
何とかなるんで。
続いて消耗品ですが、これはトイレットペーパーなど日用品の他、コピー用紙やトナーなど事務用品費費や10万円以下の家電を一括りにして分類した勘定科目です。
(別に事務用品費の勘定科目を作って分けて計上してもいいんですけど、たかだか個人塾の範疇なら大した金額でもないから、僕の場合は消耗品費で一括管理しています)
昨年は大変ありがたいことに、ブログ読者(兼同業者)さんからA4コピー用紙2,500枚分をサプライズプレゼントいただいたこともあって、消耗品費は前年度比でマイナスとなってますね。
授業で用いる教材をeトレから塾専用テキスト教材に変えて以降、トナーやコピー用紙にかかる費用に関しては随分と抑えられています。
(どっちが良いかは塾の規模や指導形態などにもよるので、単純に評価はできませんけど)
ちなみに、1品での最高値は13,400円で、購入したのはビジネスホテルでよく見かけるタイプの1ドア冷蔵庫です。
他にも電子ケトルとか、教室の一角に設置した「お裾分けコーナー」用のお菓子など、今年度は勉強と直接関係の無い品での出費が多かったような…。

ま、まぁこれも生徒達の
満足度向上に少なからず
寄与してるから、必要な
出費ですよね。
一方、教材費については前年度比で大きくプラスとなり、経費全体で見ても前年度比プラスとなる最大の要因となっています。
今年度(2025年)は学校用教科書の小改訂があったもんだから、一部ですが教室に備え付けのテキスト教材を揃え直すのに費用がかさんだ、というのが主な原因ですかね。
数学や社会は殆ど変化が無かったんですけど、英語と国語は地味に変更点が多くて、買い直さざるを得ませんでした。
他には、特に季節講習会で使用するテキスト教材として、楽天市場などから市販教材を購入する機会が増えた気がします。
市販教材は良い紙を使っていてページ数が多く、かつフルカラー印刷なもんだから、ほぼ真反対を行く講習会用の塾専用テキスト教材よりも割高なんですよね。
あと、物価高の影響でテキスト教材も地味に値上がりしてるような…?

塾専用教材も良いですが、
市販のテキスト教材にも
分かりやすいものが結構
あるんですよ。
僕が最近いいなと思ったのは、天下のGakkenさんから出版されているコチラ↓
塾専用テキスト教材については、コチラの記事を参考にしていただけたら幸いです↓
【関連記事】
「塾用のテキスト教材はどれがいいのか? ~塾長チョイスも公開~」
「【塾用教材紹介①】EN「定期テスト対策ワーク」」
「【塾用教材紹介②】学書「SPIRAL」」
「【塾用教材紹介③】好学出版「新ワーク」」
続いて広告宣伝費に関しては、ラクスルを利用したチラシの新聞折込を、新年度・春休みが始まる前の3月1日に一回だけ(14,403円)実施。
(効果の程はというと……生徒数の推移からお察しの通りです)
あとは、のぼり旗の購入費用(900円)を広告宣伝費に計上したんですけど、これは別に消耗品費に計上してもよかったかな。
現状は塾生からの友達紹介や保護者様からの口コミに頼り過ぎているから、今後は僕自身もっと積極的に集客すべきですよね…。

でもポスティングとか
校門配布っていうのは
ちょっとなぁ…。
接待交際費については、2年前に初めて開催して以降「中3勉強&お泊り会」は実施していないので、昨年度と変わらずゼロのまま。
ただ、今まで消耗品費として計上していた物品の中で、そろそろ接待交際費へ移してもいいかなと思っている物が幾つかあります。
まず、前述した教室の一角に設けている「お裾分けコーナー」に定期的に置いている、個包装のお菓子類。
また、同じく前述した1ドア冷蔵庫に入れている水やスポーツドリンク、オレンジジュースといった大容量の飲料および紙コップ。
そして、電子ケトルを使ってお湯を注ぐだけで出来るコーンポタージュなどの粉末スープ・カフェオレ粉末などのインスタント飲料、耐熱性の紙コップとマドラー。
これら全てを今年度は消耗品費に計上したんですけど、合計すると結構な金額になりそうなので、来年度からは接待交際費にしてもいいかもしれません。

とか言いつつ、面倒で
結局は消耗品費のまま
になりそうな…。
粉末のインスタント飲料に関しては、前述したブログ読者(兼同業者)さんから年明けに年賀として沢山プレゼントいただいたので、この冬~春の間は追加で購入しなくてもよさそうです。
ありがてぇ……!
(昨年度のコピー用紙と合わせて、この場を借りて改めて御礼申し上げます)
その他、損害保険料と支払手数料は前年度と変わらずって感じですかね。
それでは、先に算出した売上と経費の数値をもとに、田舎の個人塾経営5年目における粗利益を見ていきましょう。
(粗利益)=(売上)-(経費)
2,947,000-832,795
=2,114,205(円)
前年比+731,310円
前年比だけを見ると大幅増ですが、単純に年間の粗利益として見ると…。
いやいや、まだ控除と税金を計算していないので、あまり言及するのは止めておきましょうか。
開業5年目の各種控除
では続いて、田舎の個人塾経営者5年目における各種控除は次の通りです↓
【各種控除】
・社会保険料:205,720円
(国民年金保険料)
[前年比+6,230円]
・生命保険料:80,000円
(JA共済/終身生命保険)
(JA共済/定期個人年金)
[前年比±0円]
・小規模企業共済等掛金:360,000円
(個人型確定拠出年金iDeCoの掛金)
[前年比+120,000円]
・令和6年分特別税額控除:0円
(定額減税)
[前年比-30,000円]
・基礎控除(所得税):880,000円
or (住民税):430,000円
(国から皆一律に与えられる)
[前年比+400,000円(所得税)]
[前年比±0円(住民税)]
・基礎控除(住民税):430,000円
[前年比±0円]
・青色申告特別控除:650,000円
(条件付き青色申告が必要)
[前年比±0円]
計2,175,720円(所得税)
[前年比+496,230円]
or
計1,725,720円(住民税)
[前年比+46,230円]
ん? 何か国民年金保険料しれっと増額してんなコノヤロー。
これで支払いが法律で義務付けられてるってんだから、こんなん完全に税金でしょ?
どうせ将来もらえる年金なんか少ないもんだから、支払い額を見ても全然テンション上がりませんね…。

まぁ文句を言っても
仕方ないですけど。
個人型確定拠出年金iDeCoの掛金は前年比で大幅プラス。
前年度は途中から開始して8ヵ月分の拠出でしたが、今年度は12ヵ月分フルでの拠出だったからですね。
これと積立NISAを全世界株式の投資信託に突っ込んでおけば、とりあえず老後の心配は軽減されるハズ。
(ついでに、兄から勧められるがまま加入したJA共済の個人年金と、申し訳程度の国民年金もあるし)
先程とは打って変わって、こちらの支払い額は見ててテンション上がりますね★
別に余裕があるわけではありませんが、2026年度はiDeCoか積立NISAの拠出額を増やしてもいいかなと考えてます。

現金や普通預金で持って
いても勿体無いですし、
ちょっとでも金利の恩恵
に預かりたいなーと。
岸田文雄元首相こと増税メガネの数少ない恩恵、定額減税は一回ポッキリで何事もなかったかのように消滅。
まぁ結局、僕は昨年度の課税所得がマイナスだったもんだから、丸々3万円そのまま銀行口座にインされましたけど。
それでも、何となく得した気分になるんだから、やはり現金給付の効果は絶大ですね。
(そんな風に思うのは、僕が低所得者だからかもしれませんが)
何だかディスってるかのように書いていますが、首相としての政策が良かったかどうかは置いといて、僕は岸田元首相のこと嫌いじゃないですよ。

被災後の奥能登にも
わざわざ足を運んで
くれてますし。
さて、2025年に大きく変化があったのは所得税の基礎控除。
2025年12月施行の税制改正により、所得税の基礎控除額が48万円から58万円~最大95万円へと引き上げられました。
所得による壁が幾つか存在していて複雑になっていますが、僕のように合計所得金額が132万円超~336万円以下の場合、基礎控除額は88万円となります。
ということで、基礎控除額は前年度比で一気に40万円分の引き上げです。
ただし、現状の税制だと令和8年度分までの2年間限定の措置で、令和9年度以降は合計所得金額に限らず一律で58万円になってしまうので、何だか上げて落とす感じになっちゃってますね…。

それでも改正前までは
最大48万円でしたから
嬉しいっちゃ嬉しいん
ですけども。
ともあれ、これまで何十年も変わらなかった基礎控除額が増えたのは、ひとえに僕も支持している国民民主党の尽力あってこそでしょう。
それに、最終的に決断してくれた高市首相は“給付付き税額控除”を検討してくれているようですし、ぜひ国民民主党と一緒に頑張って実現して欲しいものです。
ちなみに、住民税の基礎控除は昨年度までと変わらずで43万円となっています。
実は、昨年度まで所得税の基礎控除48万円と5万円の差額があったんですけど、これまでの開業1~4周年記念の収支報告記事では一緒くたに計算してしまっていました。
(まぁ昨年度までは誤差5万円だったから大して変わらないハズ…)
しかし、所得税の基礎控除が上がり計算し直すにあたって誤差に気付いたので、今回の記事からは所得税と住民税で控除額を分けて記載している次第です。
ていうか
基礎控除ややこし過ぎぃ!

どうせなら両方とも
一律で引き上げて
欲すぃ……。
青色申告特別控除に関しては、会計ソフトが代わって色々と苦戦しましたが、今年度も青色申告できそうなので65万円の控除をキープ出来ます。
開業5年目の税金と所得・利益
それでは、これまでの数値を以下の式に当てはめて、課税所得を出すと…
(課税所得)=(売上)-(経費)-(控除)
[所得税]
2,947,000-832,795-2,175,720
=-61,515(円)
(前年度比+244,080円)
[住民税]
2,947,000-832,795-1,725,720
=388,485(円)
(前年度比+635,080円)
被災による人口減少と単価の低さが影響した他、基礎控除が大幅に増えたというのも相まって、所得税に関する課税所得は計算上マイナス。
つまり所得税ゼロ!
ただ、上述した基礎控除の差から、住民税に関する課税所得は少ないながらも存在しています。
というわけで、これをもとに所得税・復興特別所得税・住民税をそれぞれ計算すると…
【各種税金】
・所得税
0×0.05
=0(円)
(前年度0円)
・復興特別所得税
0×0.021
=0(円)
(前年度0円)
・住民税(均等割)
市町村民税3,000円
+都道府県民税1,500円
+森林環境税1,000円
=5,500(円)
(前年度5,500円)
・住民税(所得割)
388,485×0.1
=38,848(円)
(前年度0円)
計44,348円
(前年度5,500円)
このような数値を見ると、低所得者は国よりも市町村の方に多くの税金を支払っているんだなぁと思わざるを得ませんね。
(まぁ実際は社会保険料という名の税金もどきがあるので、単純に比較することは出来ませんけど)

中・高所得者の皆様、
沢山の納税ありがとう
ございますっっ!!
じゃあ最後に、先に出した粗利益から税金を引いて、手元に残るお金(純利益)を計算すると…
(純利益)=(粗利益)-(税金)
2,114,205-44,348
=2,069,857(円)
(前年度1,377,395円)
もう既にヤヴぁいですが、毎度恒例の12で割って月収換算してみると
2,069,857÷12
=172,488(円)
(前年度114,783円)
月の手取り17万2,488円
………………
………………
ハイ解散っっ!!
最後に

というわけで、いかがでしたか?
未曽有の危機だった令和6年能登半島地震から早2年余り。
全国の皆様からのご支援・ご声援もあり、確実に町の復旧・復興は進んでいるものの、無情にも町の人口流出は止まりません。
それでも、こうして今なお個人塾経営を続けられているのは、ひとえに当塾を信頼して通っていただいている生徒・保護者の皆さんのお蔭です。
毎年のように言っていますが、この場を借りて改めてお礼申し上げます。
なにぶんド田舎ということもあって、読者の方々の参考になるようなデータではなかったかもしれませんが、少しでも興味ある内容になっていたなら幸いです。


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