誰もが一度は疑問を抱いたことがあるのではないだろうか?
なぜ勉強するのか?
ということを。
(過去記事でも同様に勉強に関するよくある疑問について書いているので、ご興味持っていただけたら是非ご覧ください↓)
どうでしょう。
絶賛勉強している真っ最中である生徒・学生の皆さん。
または、彼ら彼女らの保護者の皆さんは、パッと答えることが出来るでしょうか?
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う~~ん……
「大人になった時に
役に立つから」とか?
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そうとも言えますが、
ちょっと言葉が足り
ないですかねー。
これだけだと、多くの大人が納得いかないでしょう。
(たぶん子供もですけど)
だって、大人になってから普段の生活で「連立方程式」とか使います?
こんなの絶対使わない
ですよね。
(もし使っている大人の方がいましたら大変失礼致しました)
職業にもよりますが、小学校はともかく中学校や高校で勉強する内容の多くは将来社会に出て使うことが殆どありません。
そう、つまり
直接的な意味で役に立つ
ということはないでしょう。
ですが
間接的な意味で役に立つ
ということは大いにあります。
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そうじゃなかったら
塾の先生なんて
やってないですよ…。
本記事では、特に学校の勉強について
「なぜ勉強するのか?」
その理由を解説していきます。
※記事を執筆するにあたって、以下の動画を参考にさせていただきました。
人気youtubeチャンネル「フェルミ研究所」で公開されている動画です。
以下の記事で僕が言いたい事を、マンガ動画で分かり易く伝えてあります。
(ややエンターテイメント性を押し出しているので、ちょっと語弊がある表現も含まれているかもしれませんが…)
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じゃあ記事なんか読まずに
この動画見ればいっか♪
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そ、そんなこと言わずに
記事も読んでェ……。
マジでお願いします!
勉強が必要な理由
さて、学校で勉強をするのには大きく3つの理由があります。
もう勉強するのが嫌だという生徒の皆さん、およびその保護者の方々は是非ご参考にして下さい。
「これで勉強が好きになる」
なーんてことはありませんが、きっと勉強を続けるモチベーションを少なからず高めることができるでしょう。
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勉強をして分かることが
増えていけば、自然と
勉強自体が楽しく好きに
なってくると思いますよ。
それでは、どうぞ!
仕事ができる(と思われる)
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いや、勉強できるからって
仕事もできるか??
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確かに、実際に仕事が
できるとは限りませんね。
しかし、重要なのは
他人から見た時に
そう思われる
ということです。
考えてもみて下さい。
学校の勉強を嫌だと言ってやらずにいた人が、仕事なら頑張れると思いますか?
こう言ったら反感を買うかもしれませんが
たかが学校の勉強を頑張れない人が、もっと大変で責任もある仕事を頑張れるとは到底思えません。
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「好きな事・楽な事を仕事
にすれば大丈夫」という
ものでもないですよ。
それは仕事を舐め過ぎ
です。
学歴が高いということは、それだけ嫌なこと(勉強など)にも向き合って頑張れるという証明と言えるでしょう。
実際、就職活動では学歴でふるいにかけられた結果、書類審査で落とされることも珍しくありません。
履歴書の学歴を見て、仕事を頑張れそうか・ずっと続けられそうかという判断をするのは、会社として至極当然というものです。
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「やっぱり嫌!」
となって即退職されたら
たまったもんじゃない
ですからね。
仕事に限らず、勉強をしてきた人とそうでない人とでは、会話をしていても話し方や内容が全く違います。
「他人からどう見られるか」
それによって初対面の人に与える印象はガラリと変わり、今後の関係に大きな有利・不利が生じるものです。
学歴などのステータスや外見が全てではありませんが、同様に内面だけが人間の全てでもありません。
自分を磨き他者からの信頼を得たいのであれば、勉強は避けて通れないでしょう。
自分らしく生きられる
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「自分らしく生きる」
…って、どゆこと?
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「他人の意見や評価に
流されず、自分の気持ち
に正直に生きる」って事
ですかね。
例えば、自分がなりたいと思った職業に就職することも、ちゃんと勉強したかどうかで実現の可能性が大きく変わってきます。
医師や薬剤師、宇宙飛行士といった職業に就く為には、大学の専門の学部を卒業しなければなりません。
大手企業に就職するにしても、ある程度の知名度があり偏差値の高い大学を卒業しないと厳しいでしょう。
(絶対にムリとは言いませんけど…)
人生の中で、仕事に費やす時間はとても大きな割合を占めています。
寿命や勤続年数によって変わるので一概には言えませんが、およそ人生の4分の1は仕事に費やすそうです。
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睡眠は人生の3分の1程
だと言われていますので、
睡眠に次ぐ割合ですね。
(睡眠と仕事を合わせると人生の半分以上という事実…)
就職できる職業や職種が限られる
ということは
人生の選択肢が少なくなる
ということ。
その少ない選択肢の中に、自分が心からやりたいと思える職業があれば良いのですが、その可能性は低いでしょう。
というのも、学歴が関係無い仕事は誰にでも出来る単純作業が多く、やりがいを感じにくいからです。
※もちろん、だからダメとか価値が無いという訳ではないのですが、一般的に魅力を感じにくいということはご理解くださいませ。
また、ちゃんと勉強をしていないと知識が無いために詐欺被害に遭ったりリボ払いをしてしまうなど、何かと騙されやすくなります。
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リボ払いは
マジでヤバい。
それは、物事に対して何の疑問も持たず、表面上の利益だけを見てしまうからです。
勉強することで様々な物事に疑問を持つことができ、その上で正しい判断をする力も身に付きます。
つまり、勉強をすることで
騙されにくくなる
ということ。
ふいに財産を失ってしまうのは恐ろしいことですし、金銭的に不自由だと自分らしく生きられなくなる原因にもなり得るでしょう。
自分らしく生きる為の環境をつくり守るのにも、勉強は大事だというわけですね。
人生が豊かになる
勉強をして様々な知識を得ることで、広く世界を知ることができます。
そうなると、多様なモノの見方や価値観を理解することができて、人生をより豊かに過ごすことができるでしょう。
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う~ん、そう言われても
今一つピンとこないなぁ。
例えばスポーツを観戦する時に、ルールを知っている場合と知らない場合とでは、試合の見え方が違ってくるはずです。
ルールを知らずにサッカーを見ても、ただボールを蹴って動いてるようにしか見えませんし、何で審判が度々笛を鳴らして試合を中断しているのかも分かりません。
それが、ルールを知っていると
「あ、今のはオフサイドの反則だったな」
とか
「なんて巧みなオフサイドトラップなんだ!」
という風に、ちゃんと試合を理解して楽しむことができます。
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まぁ僕もサッカーのルール
殆ど知らないですけど…。
(何となく「オフサイドトラップ」という名前の響きがカッコイイから例に挙げただけです、ゴメンナサイ)
これはスポーツに限った話ではありません。
日常の自然現象は、物理化学の法則を知っていると、発生の原因や仕組みが分かります。
観光旅行をする際、事前に歴史を学んでいると、物事の歴史的背景まで含めて楽しむことができるでしょう。
何も知らずに見る世界と、知っていて見る世界。
同一であるはずの世界が、見る人の持つ知識によって全然違って見えるのです。
同じ人生を送るにしても、勉強している場合とそうでない場合とでは、きっと得られる充実感は大きく変わってくるでしょう。
最後に
![勉強の意味](https://courage-education.com/wp-content/uploads/2021/12/meaning-to-study-1024x538.jpg)
というわけで、いかがでしたか?
勉強は確かに大変で、時に意味を見失ってしまうのも無理はありません。
プロのスポーツ選手や音楽家などのように、一芸に特化して将来まで生きていけるのなら、勉強しなくても良いとも考えられます。
ですが、その一芸の中にも勉強で得た経験は必ず活きてくるはずです。
それに、誰もがプロになれるわけではない以上、別の道を歩む時の保険としても勉強は必要でしょう。
別に勉強を好きになる必要はありません。
ただ、どうせやるのなら勉強をする意味を知った上で、やりがいを持って少しでも楽しく勉強ができたら良いですよね。
この記事を読んで、勉強に対する意識が前向きになってくれる方が一人でもいて下さったら幸いです。
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